いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【五輪】一次ラウンド第1節振り返り

木曜日より始まった男子サッカーの一次ラウンド。

第1節では今大会の試合が行われる全5会場のうち、埼玉2002を除く4つのスタジアムでそれぞれ2試合ずつ日程を消化しました。

 

今回は第1節を振り返りつつ、印象的な活躍を見せた選手についてもピックアップしていこうと思います。(日本戦は既に多くの場所で語られていると思うので他のカードに焦点を当てていく)

 

 

 

 

試合結果

 

16:30 キックオフ

C組:エジプトvsスペイン⇒0vs0のドロー

 

17:00 キックオフ

A組:メキシコvsフランス⇒4vs1でメキシコ勝利

B組:ニュージーランドvs韓国⇒1vs0で韓国勝利

 

17:30 キックオフ

D組:コートジボワールvsサウジアラビア⇒2vs1でコートジボワール勝利

 

19:30 キックオフ

C組:アルゼンチンvsオーストラリア⇒0vs2でオーストラリア勝利

 

20:00 キックオフ

A組:日本vs南アフリカ⇒1vs0で日本勝利

B組:ホンジュラスvsルーマニア⇒0vs1でルーマニア勝利

 

20:30 キックオフ

D組:ブラジルvsドイツ⇒4vs2でブラジル勝利

 

 

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フランスに圧勝したメキシコ

Embed from Getty Images  

 

日本も所属するグループAのもう1試合はメキシコvsフランスの好カード。

メキシコは日本が大津祐樹選手の活躍などでベスト4に進出したロンドン五輪の優勝国で、今大会も国内組を中心に好タレントを揃えるチーム。

 

対するフランスはキリアン・エンバペは勿論フセム・アワールやダヨ・ウパメカノといった世代の中心選手もおらず、6月25日に一度発表した招集メンバーからもジョナタンイコネやエドゥアルド・カマヴィンガがクラブに招集を拒否されベストメンバーからは程遠いスカッド

 

それでも、戦前の予想ではややフランスの優勢を考えるフットボールファンの方が多かったかもしれません。

ところが、ふたを開けて見れば試合は前半からややメキシコペースで進み後半に入ると最初の10分間で2点のリードを奪い、その後も追撃は止むことなく終わってみれば4vs1とメキシコの快勝で幕を閉じました。

 

ハイライト

 

 

4-3-3でこの試合に挑んだメキシコはサイドアタッカーのクオリティでフランスを大きく上回っており、10番を背負うRWのディエゴ・ライネスはストップ&GOでDFを翻弄し先制点をアシスト、彼に代わり途中出場したウリエル・アントゥナもチーム3点目のゴールを奪い、LW先発のアレクシス・ベガは1G1Aとそれぞれ印象に残る活躍。

 

特に、ベティスでプレーするライネスは利き足やヘアスタイルからジオバニ・ドス・サントスを彷彿とさせるものがあり、彼と違いこの新世代のアタッカーは守備貢献も高いのでシュートへの意識・制度を向上させる事が出来ればクラブレベルでも近い将来スター選手になれるかもしれない。

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因みに、FBrefのスカウティングレポートではEURO2020で大ブレイクを果たしたデンマークのミッケル・ダムスゴーが最も似ている選手らしいので、彼に続けとばかりにライネスもこのオリンピックで自身の価値を高めていきたいところ。

 

 

リシャルリソンのゴールラッシュ

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宿敵アルゼンチンの優勝で幕を閉じ、レオ・メッシにとっては自身初のフル代表のタイトル獲得となったコパ・アメリカでも7試合全てに出場したリシャルリソンにとってこの世代別代表の舞台は小さすぎたのかもしれません。

 

クンツ監督曰く、100人のリスト入り全てに電話をかけ、ようやく集まったのがこの18人(うちGK3人)という厳しい台所事情だったドイツ代表を相手に僅か30分でハットトリックを達成。

 

その後、OAのマクシミリアン・アーノルドの退場もあって10人になったドイツ相手にGKのミスも絡み一時は1点差まで追い詰められますが、後半ATにはレバークーゼンパウリーニョが追加点を奪い試合は4vs2でブラジルが勝利。

 

ハイライト

 

 

ネイマールをOAで迎え入れ、母国五輪で悲願の金メダルを獲得した前回に続き今大会もセレソンは強力なスカッドで来日。

 

先発11人の所属クラブを明記するとこのようになります。

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特に中盤~前線にかけてはフル代表での出場経験を持つ選手も多く、スペインと並び今大会でも1、2を争うラインナップ。

 

そしてRBにはダニ・アウベスがOAで入り、ドイツ戦では早速4度のキーパスにビッグチャンスクリエイト1回、守備でもタックル5回と年齢を感じさせないプレーでチームを牽引しています。

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あとがき 

 

まだ気温の下がり切っていない夕方~宵の口にかけて始まった試合も多く、全体的な印象としては欧州勢の苦戦が顕著でした。

フランスとドイツは上記の通り大敗を喫し、優勝候補スペインもゴール欠乏に陥りエジプトとスコアレスドロー

 

また、札幌ドームで行われたアルゼンチンvsオーストラリアではLBオルテガの退場も響き前者が2失点で敗れるなど波乱も多く先を読めない大会になりそう。

 

 

マンチェスター・ユナイテッドの選手ではアマド・ディアロがフランク・ケシエの決勝ゴールをアシスト。

 

来季もサンチョ加入でトップチームでの出場機会は中々回ってこない事が予想されますが、このドリブルを見るとカラバオカップ等では積極的に起用して欲しくなる。

 

 

 

また、日本代表に話を移すと田中碧のサイドチェンジから久保建英の強烈な低弾道シュートが決まり初戦を勝利したサムライブルーの次戦は埼玉2002でvsメキシコ戦。

LBは中山選手か旗手選手のいずれかになると思われますが、相手のサイドアタッカーがかなり手強いので、この位置でいかに優位を保てるかどうかが日本が勝つための鍵。

 

正直なところ、どちらも対ドリブラーには若干不安要素を抱えているように見受けられるので心配ではありますが、是非とも攻守に活躍してほしい。

 

(それにしてもオリンピック、中2日の連戦とかいう過密日程はどうにもならないのだろうか。。。)