久々にロケットリーグをやってみて試合のリプレイを確認してみたところ、想像以上にボールに目が向かいすぎて味方の動きが頭に入っていないプレーが多いという事に気付いたので、今回はゲーム中の動き方についての話です。
*あくまで野良パーティーの例。
チームを組む場合には通話などで連携を取れるので
まず前提として、カメラ角は可能な限り広めに取った方が周りの状況をより把握できるようになるのでデフォルトから少し数字を上げた方が良いと思います。
前方にボールへ向かう味方を視認したら自分は別行動
理想
この例では①がボールに最も近い位置にいて向きも攻撃方向を向いていますからこのプレイヤーがボールへ移動しクロス或いはシュートを狙う役割。
②は一番後方にいてフィールド全体を把握できるポジションなので様子をみつつ中央へ移動し場合によってはファーサイドに詰めてクロスのこぼれ球を狙う。
③は元々クロスを想定した場合良い位置につけているので斜めに走ってニアサイドでクロスを押し込む事を意識。(少し外側に膨らんでからアプローチするのもアリ)
現実
①、③は概ねその通りの動きをとったが②はボールへ直進してしまい、その後もニアサイドに割り込んで攻撃の形が崩れてしまった。
ご覧の通り②はこの場所に走り込んだところでクロスを得点に結びつけるのはかなり難易度の高いものとなり、逆に相手にクリアされてしまえば一気に失点のピンチになり得る状態。
少し時間を巻き戻して最初の状況における②視点の画像をみてみましょう。
②からは①の取り得る動きがハッキリと確認できる状態で、尚且つカメラ角をある程度取っていれば③まで視界に収められているでしょう。
ですので、この場面でわざわざ味方と被るボールへのアプローチは明確なミスで、ブーストも73と十分な量を確保しているので斜め右の12ブーストを取りつつセンター方向へ前進してその後に何が起きても対応できる状態にするのが好ましいポジショニング。
ロケットリーグではいかなる時でもボールに突進するプレイヤーをボールチェイサーと呼称するそうですが、このように全体のバランスを無視した行動の積み重ねが失点に繋がってくるのでこのように余裕がある状況では左右を確認して2手先3手先のシーンを予測しながらプレーしていきたいところ。
これはフットボールでも基礎中の基礎である大切な要素で、優れたプレイメーカーはボールを受ける前は勿論いかなる場面でも必ず首を振って周りの状況をチェックしています。
幸いなことにロケットリーグでは目の前のモニターの中で全てのプレーが発生しており、更にボールカメラをOnにしていればボールを中心とした周辺はいつでも視界に収まっており、わざわざ首を振る必要がありません。そしてスペースキーを押してカメラを切れば車体の前方も確認できます。
ほんの少しの工夫で格段にゲームの楽しさが跳ね上がると思うので、意識的に周りをチェックする癖をつけていきましょう。(そもそも味方のレベルがある程度保証されるレートまで上がればいいのではという指摘は頭が痛い🤦♀️ ただ、チャンプ帯のプレイヤーでもこれが出来ない人もいると風の噂できいたので原点に返るという意味も込めて)