いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

リバプールのホーム無敗記録が遂にストップ

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

 先週末にマンチェスター・ユナイテッドとのノースウエストダービーを戦ったリバプールの本拠地アンフィールドにおける無敗記録が69で止まったというビッグニュースが舞い込んできました。

 

 

 

試合をおさらい

 

スタメン

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ベンチ入り

リバプール:7ミルナー、9フィルミーノ、11サラー、17C.ジョーンズ 、18南野拓実、21ツィミカス、47N.フィリップス、62C.ケレハー、76N.ウィリアムズ

 

バーンリー:4コーク、7グズムンドソン、15ピーコック=ファレル、16D.スティーブンス、19J.ロドリゲス、23ピーテルス、26バーズリー、27M.ヴィドラ、28K.ロング

 

リバプールチェンバレンを右ウイング、オリギを真ん中に据えるなど週末のFAカップ4回戦、vsマンチェスター・ユナイテッド戦に向けてターンオーバーを敢行しました。

 

バーンリーはお馴染みの4-4-2で怪我の影響でしばらくベンチスタートが続いていた左サイドのドワイト・マクニールが昨年12月21日の対ウルブス戦以来1ヶ月ぶりに先発から出場し、ほぼベストメンバーで試合に臨みます。

 

 

ハイライト

 

前半の見せ場は43分、何でもないクリアボールをバーンリー6番、ベン・ミーが処理を誤りこのボールをオリギが拾いゴールに向かって独走状態。

 最終的にペナルティエリアのライン上ど真ん中付近でGKポープと1vs1になりますが、まるで図ったかのようにシュートはクロスバーに直撃してリバプールとしては痛恨のミスとなりました。

Embed from Getty Images  

 

クロスバーチャレンジだったなら完璧なキックだったんですけどね

(ウェイン・ルーニーvsホアキン・サンチェスのチャレンジ)

 

 

後半に入ってもリバプールの攻勢は変わらずでしたが、バーンリーもDFリーダー ジェームズ・ターコウスキやゴールラインに壁として立ち塞がる守護神ニック・ポープの牙城を崩すには至らずに試合は終盤へ突入。

 

すると82分、バーンリーの十八番セットプレーから生まれたチャンスでペナルティエリア内でボールをコントロールしたFWのアシュリー・バーンズがリバプールGKアリソンに倒されこれがPKに。

Embed from Getty Images  

 

この千載一遇のPKをバーンズがしっかりとゴール右下に決めきり虎の子の1点を守り切ったバーンリーが敵地アンフィールドで勝ち点3を奪いました!!

 

動画ハイライト

 

 

交代選手

リバプール

57分 in:サラー、フィルミーノ out:オリギ、チェンバレン

84分 in:南野拓実 out:シャキリ

 

バーンリー

50分 in:ピーテルス out:C.テイラー

65分 in:グズムンドソン out:R.ブレイディ

 

 

データ

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27本というシュート数が示すようにリバプールが攻めている時間帯が圧倒的に長かったのですが枠内シュートを見ると僅かに6本なのでチーム全体として得点スランプと言える状態に陥っているのかもしれませんね。

 

一方でバーンリーは6本中4本が枠内シュートでとても効率の良い試合運びが出来ました。

 得点はPKでしたがそれもプラン通りセットプレーからの攻撃で得たものだったのでショーン・ダイチ監督としては鼻が高いのでは?

 

 

xデータ

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 (参照:Liverpool 0 - 1 Burnley (January 21 2021) | EPL | 2020/2021 | xG | Understat.com

 

リバプールは27本中ビッグチャンスはオリギの例のチャレンジ1つのみだったので、攻め続けていた割にはxG1.65と効率が悪い試合でした。

 

バーンリーとしては元より劣勢は覚悟していたでしょうから、その中で数少ないチャンスをしっかりPKにまで持っていけたのは素晴らしい。

 

 

直近5試合で僅か1得点の大不振

 

正直クロップ監督を初めとするコーチ陣も得点力不足で試合を落とす事がここまで続くのは予想外だったのではないでしょうか。

 

過去5試合の合計xGはunderstat.comによれば6.99。

期待値で見ると約7ゴールが生まれていたチャンスの数だったのですが、実際にはウエスト・ブロム戦で決めたサディオ・マネのゴール以来およそ440分間得点がありません(ATを考慮すれば更に時間が増えます)。

 

要因として考えられるのは単純にFW陣のスランプに加えCBと中盤の怪我人が続出し、それらのポジションで本職ではない選手を起用せざるを得ない状況が増えて供給されるボールの質が低下したこと。

 更に大きな強みであったロバートソン、アーノルドの両SBも主力CBの離脱によりこれまでのような高いポジショニングが取れなくなったので特にその煽りを真正面から受けたアーノルドの今シーズンのアシスト数は僅かに2。

 過去2シーズンはいずれも二桁アシストを記録していた選手ですのでそこから見ると大きく数字を下げてしまいました。

 

ここ数試合は中盤の底にチアゴ・アルカンタラ、両脇にシャキリ、ワイナルドゥムという布陣で臨む事が多いですが、この構成だと対人戦では不利になる事が多く今回のバーンリーのように身体を張ったプレーを多用するクラブ相手には最悪の相性だったのではないでしょうか。

 

 

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(参照:Premier League Table, Form Guide & Season Archives)

現在の順位表を見てみると首位マンチェスター・ユナイテッドからは勝ち点6差の4位。

 1試合消化の少ないマンチェスター・シティとも勝ち点差4と優勝争いのライバルクラブには差を広げられてしまいました。

 

更には次回の対戦相手は同じ上位のトッテナムと不調の状態で戦うには最悪のチームとの試合が控えています。

 ハリー・ケインとソン・フンミンのカウンター攻撃をしのぎ切った上で守備的な戦術を採用する事を厭わないジョゼ・モウリーニョの仕込んだゴール前の堅いブロックを突破するというミッションは今のリバプールにとっては難題。