どうもこんにちは、いろ覇です。
低迷するチームは周辺事情が騒がしくなってくるものですがダービーも例外ではありませんでした。
先日はクラブ買収報道に関して取り上げたダービー・カウンティですが、今度は現場の方で大きな動きがありました。
〈先日の記事〉
irohasesun-fm-foot.hatenablog.com
暫定の新体制はルーニーらが中心に
フィリップ・コクー現監督の退任を受け、なんとあのウェイン・ルーニーが監督業デビューを飾る可能性が高くなりました
(ソース:Derby part company with Phillip Cocu and give Wayne Rooney interim role | Football | The Guardian)
この記事によれば、クラブ、コクー氏双方の合意のもとで彼の退任が決定し、後任の正式監督は先程触れた買収が完了するまでは任命せず、ウェイン・ルーニーとリアム・ロシニア―が中心となってクラブの指揮をとるそう。
リアム・ロシニアー……懐かしい名前が出てきましたね。
ブリストル・シティの下部組織出身で若い頃には世代別代表の常連でかなり将来を嘱望されていた選手です。
キャリア通算で393試合のリーグ戦出場、プレミアリーグでも141試合の経験を誇るイングランドでは名の知れたRBでした。
引退後はまずブライトンのU‐23コーチを務め、Skysportsの解説を経由して2019年7月にダービーのコーチングチームへ加わっています。
何の因果か、新体制で指揮することになる最初の一戦の相手はロシニアーの古巣であるブリストル・シティ。
ここは是非とも勝利を収めて最下位脱出への一歩を踏み出してほしいものです。
他にも昨年夏からGKコーチを務めるかつてのプレミアリーグ屈指の名守護神、シェイ・ギブンやトップチームで”development coach””を務めるジャスティンウォーカーらもサポートに加わるそうです。
ダービーはコクー氏へ
「多くの有望なアカデミー育ちの選手をトップチームへ登用してくれたこと、新型コロナのパンデミック期間中にクラブの地域プロジェクトに多大なる財政的貢献と努力をしてくれたことに感謝します。彼らの将来のキャリアの成功を祈っています。」
という声明を発表しています。
退任は残念ですが、どうやら喧嘩別れでは無さそうなのでよかった。
今後の展望
ダービーの今後5試合の日程を見ると、順番に5位ブリストル、7位ミドルズブラ、22位ウィコム、21位コベントリー、9位ミルウォール(順位は第11節終了時のもの)となっており、下位に沈む2チームとの直接対決が予定されています。
上位との試合も3試合組まれていますが、そのうちなんとか1つを勝ち取って、この期間中に勝ち点9を積み上げたいところ。
暗殺者のHAGEも陰から見守っていますので、どうか残留へ向けて頑張って下さい。