2023/2024イングリッシュプレミアリーグが開幕するまであと1日半ほど。いよいよ始まる新たなシーズンを前に順位予想や新戦力の評価などで各々盛り上がっている頃と存じ上げますが、ファンタジーフットボールも同時に始動する事を忘れてはいけません。
とはいいつつ、私自身開幕も間近に迫る今この時までFPLのスカッド編成を棚に上げていた面がある事を否定できないため、記事にして強引にその機会を作ると共に、まだチームを作っていない方がいれば僅かばかりでもその手助けになれば幸い。
初期チームメンバー15人(変更する場合も)
合計コストは£99.5M。
最初に渡される資金は一律£100Mであるため、現段階で£0.5Mの余裕あり。
GK
£5.0M André Onana (Man Utd)
£4.0M Matt Turner (Forest?)
DF
£6.5M Kieran Trippier (Newcastle)
£5.5M John Stones (Man City)
£5.0M Diogo Dalot (Man Utd)
£5.0M Pervis Estupiñán (Brighton)
£4.5M Nathan Patterson (Everton)
MF
£8.5M Bruno Fernandes (Man Utd)
£8.5M Bukayo Saka (Arsenal)
£8.5M Martin Ødegaard (Arsenal)
£6.0M Joelinton (Newcastle)
£5.0M Dango Ouattara (Bournemouth)
FW
£14.0M Erling Haaland (Man City)
£8.0M Ollie Watkins (Aston Villa)
£5.5M João Pedro (Brighton)
現時点で絶対にチームに入れておこうと考えているコアプレイヤーは
- Haaland
- Bruno
- Saka
- Estupiñán
- Onana
この5名。
昨季のFPLにおいてディフェンダー区分の選手では断トツとなる198ptsのトータルスコアを記録したTrippierは開幕から5節の相手がAston Villa→Man City→Liverpool→Brighton→Brentofordとかなりタフなカードとなっている為に開幕スカッド内では当落線上。
彼はセットプレーテイカーなのでゴールorアシストによる加算も一般的なDFに比べ期待できるものの、このポジションのベースになるポイントは無失点ボーナスの+4Pts故に得点力の高いクラブとの試合が続く序盤はややバリューが低下すると思う。
上述した5人以外の選手は日本時間8月12日2:30のスカッドの提出期限までに変更するかもしれないので、代替候補として現実でのプレーとポイント,コストといったファンタジー面の両睨みで私が今季の躍進を期待/予想する予備リストも作ってみた。
GK
£4.5M Arijanet Murić (Burnley)
£4.5M Sam Johnstone (Crystal Palace)
£4.0M Alphonse Areola (West Ham)
DF
£5.5M Luke Shaw (Man Utd)
£5.5M Ben White (Arsenal)
£5.0M Joško Gvardiol (Man City)
£4.5M Matty Cash (Aston Villa)
£4.5M Levy Colwill (Chelsea)
£4.5M Milos Kerkez (Bournemouth)
£4.5M Antonee Robinson (Fulham)
£4.5M Ashley Young (Everton)
MF
£9.0M Marcus Rashford (Man Utd)
£7.0M Antony (Man Utd)
£6.5M Eberechi Eze (Crystal Palace)
£6.5M Mykhailo Mudryk (Chelsea)
£6.5M Moussa Diaby (Aston Villa)
£6.0M Morgan Gibbs-White (Forest)
£5.5M Philip Billing (Bournemouth)
£5.0M Alejandro Garnacho (Man Utd)
£5.0M Tomáš Souček (West Ham)
£5.0M Josh Brownhill (Burnley)
FW
£7.5M Alexander Isak (Newcastle)
£7.0M Nicolas Jackson (Chelsea)
£6.0M Yoane Wissa (Brentford)
£6.0M Evan Ferguson (Brighton)
£5.5M Carlton Morris (Luton)
Rashford以外は£7.5M以下に収まっているので、既存メンバーと交換する際に最小限の変更で補強できる面々だと思う。低コスト組ではMan Utdの左ウイングのレギュラーポジションを獲得する可能性もあるGarnachoと、抜群のプレースキック精度を持つJames Ward-Prowse加入で得点機会増加が見込めるSouček辺りに旨味がありそう。
15人の選出理由
GK
アンドレ・オナナ(André Onana)
マン・ユナイテッド待望のポゼッションスタイルへの適性が高いスイーパーGK。プレシーズンでもまるで中盤のプレイメイカーかと勘違いするようなボールプレーの落ち着きと高いパス精度を誇っており、身体能力の高さからくるショットストップも優秀。真っ先にスカッドに入れる事を決めたのが彼だ。
FPL内ではまだアーセナル所属だが、既にノッティンガム・フォレスト加入が決まりチームトレーニングにも合流している。昨季はローン加入のディーン・ヘンダーソンとケイラー・ナバスが守護神を務めていたが、そのどちらでも無くこの選手を完全移籍で獲得したという事はターナーが今季の正GK想定なのだろう。ゲーム内価格£4.0Mでレギュラー選手を獲得できるのは魅力的。
DF
キーラン・トリッピアー(Kieran Trippier)
先の項で触れた通りまだ最初の15人にいれるか迷っているが、昨季の失点数がマン・シティと並びリーグ最少であったマグパイズの中で、更にポゼッション時の高い位置取りやセットプレーでの貢献で得点関与の多くなりやすいトリッピアーはシーズン単位で見た時には欠かせない選手の1人。序盤で加えなかった場合にもいずれ補強する。
ジョン・ストーンズ(John Stones)
シティの戦い方やレギュラーは蓋を開けてみないと分からない事ばかりで、実際にコミュニティ・シールドではストーンズの動きが鍵になる3-2-2-3を捨ててオーソドックスな4-4-2で試合に臨んでいた。故に長期目線で見た時には危うい位置かもしれないが、新加入のグヴァルディオルがフィットするまでの間は一先ず安泰だと予想。
ディオゴ・ダロト(Diogo Dalot)
ポゼッション時のアイディアとそれを可能にする多彩なキック、更に昨季チーム内ナンバーツーの最高速度(35.76 km/h)を記録したスピードを兼ね備えており、インターセプトの読みや空中戦勝率の高さといった守備面でも優秀な選手だが、見た目の派手さが無い事もあって過小評価気味。テン・ハフが彼をレギュラー起用すると信じてスカッドに入れたが、叶わなかった時はMFにガルナチョかアントニーを投入しようと思う。
ペルビス・エストゥピニャン(Pervis Estupiñán)
レヴィ・コルウィルを失い、更にモイセス・カイセドの退団も前提としたとき、ブライトンの守備組織は崩壊してもおかしくないと考えたが、彼らのスカウンティング能力と指揮官ロベルト・デ・ゼルビへの信頼がそれに勝ったのでトリッピアーの例と同様に得点チャンスに絡む事が多いエストゥピニャンを投入。£5.0Mという価格もこの決断を後押しした。
ネイサン・パターソン(Nathan Patterson)
プレシーズン5戦4勝1分け、5ゴール1失点とショーン・ダイチ流のフットボールがすっかり根付いた感のあるエバートン。その中で継続してスターティングラインナップに名を連ねていたパターソンは£4.5Mというお手頃価格もあって23/24シーズンの優良選手の1人になるかもしれない。
MF
ブルーノ・フェルナンデス(Bruno Fernandes)
新加入メイソン・マウントとの兼ね合いで暫くは試合中の動きやプレー選択が不安定になるかもしれないが、トップ下でもDeep-Lying Playmakerでも特筆すべきチャンスクリエイト能力は変わる事無く発揮できるはず。今季もG+Aで15以上は手堅いと思う。
ブカヨ・サカ(Bukayo Saka)
一般的な逆足ウインガーらしいタッチライン際で受けてからのドリブルもよし、アラコルタでハーフスペース~中央へ一気に侵入してもよし、と相手DFにとって対処が難しい完成度の高い選手に成長したサカ。アーセナルはCFよりもMFの得点数が多くなりやすい構造と選手層だと考えている為、後述する相方とのユニット選出は無難な選択。
マルティン・ウーデゴール(Martin Ødegaard)
攻撃のみならずプレッシングの指示も彼主導、正にアーセナル版のブルーノであり、サカ-ウーデゴールの関係性が怪我や他のトラブルで崩れた時、ミケル・アルテタのチームは一気に勝ち点を落としていく危険性が高い。£8.5Mという値段は安くないが必要な出費だろう。
ジョエリントン(Joelinton)
ここは変動枠なのでジョエリントン選出に対して特別な理由があった訳ではない。ニューカッスルのMFを誰か1人は加えておこうという所属クラブありきの判断である為、他との兼ね合いで全体コストに余裕が出来れば「代替候補」の誰かと替わっていそう。
ダンゴ・ワッタラ(Dango Ouattara)
皆さんそれぞれ1人はいるであろう秘蔵っ子枠、私の中では早い段階でワッタラにすんなりと決まった。アンドニ・イラオラのチェリーズは新シーズンのプレミアリーグで旋風を巻き起こしてもおかしくないと思っており、テクニカルな選手としては破格の守備貢献も含め一気にブレイクスルーを起こしても驚かない。
FW
アーリング・ハーランド(Erling Haaland)
ゲーム内価格£14.0Mは流石に高すぎる、そう思うがリーグ戦90分辺り1.17ゴールという破格のスタッツでプレミアリーグ初年度を終えたこの怪物FWはどうしてもスカッドに加えざるを得ない。選出率も85%超と当然の如く全体1位。
オリー・ワトキンス(Ollie Watkins)
プレシーズンにおける個人・チーム双方の好調さと過去2シーズンの実績でワトキンスを選んだが、£8.0Mとは大分見込まれてしまったなという印象。なので、コスト創出の為の犠牲となって最終的には15人から外れている可能性も十分にある。
ジョアン・ペドロ(João Pedro)
Football Managerシリーズでお世話になった方も多いであろうブラジルのワンダーキッド。得点力が大きく増した訳ではないが、パス・キャリー両面でチャンスクリエイト能力の成長が著しく、守備スタッツの向上も考慮すればFWだけでなくMFでも輝けるオールラウンダー型へ変貌を遂げている。£5.5Mとお得な価格帯なのでFPLでは既に15%越えの選出率で人気選手のようだ。