いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #ThreeLions 】万全ではない選手を招集する判断の是非( #EURO2020 )

リオ・ファーディナンドからの怪我人に対するコメント。

www.manchestereveningnews.co.uk

 

個人的には完全に同意。

f:id:irohasesun-fm-foot:20210604170036p:plain

 

彼らは現段階でフィットネスが整っておらず、いつ起用可能になるか不明。そして起用したとしても万全の状態からほど遠い水準に留まるケースも十二分に考えられるので、スカッドの限界があるクラブチームならいざ知らず、他国代表に参加していないイングランド人のプレイヤーの中から好きに選出できるスリーライオンズにおいては負傷した選手は素直に外す方が良い結果に繋がりやすいと考えています。

 

 

例えばハリー・マグワイアの場合、バーンリーで非常に安定感のあるパフォーマンスを複数シーズンに渡って続けているジェームズ・ターコウスキ、FWの不甲斐なさが目立つチームでCBながら主にセットプレーから貴重な得点源になっているブライトンのルイス・ダンクらは彼と比較しても大きく劣っている訳ではなく、怪我明けのマグワイアと比較するならば彼らの方が機能する可能性が高いのでは。

Embed from Getty Images  

 

ジョーダン・ヘンダーソンに関してもジェームズ・ウォード=プラウズは唯一無二のセットプレーに加えクラブでキャプテンマークを巻いているようにリーダーシップも問題なく備えているのでサウスゲート監督にはもう少し視野を広げて欲しかったというのが正直なところ。

Embed from Getty Images  

 

 

確かにクラブと比べると明らかに練習時間の少ない代表で経験の少ない選手を招集するのは勇気のいる出来事です。

とはいえ、少し背景は異なるものの2006年ドイツW杯でダレン・ベントジャーメイン・デフォーと実績のあるストライカーを外して話題先行でメンバー入りさせ、その後故障癖のあるマイケル・オーウェンの離脱により矢面に立たされてしまったテオ・ウォルコットの悪夢を振り返れば選手選考においてギャンブル的思考は排除しなければならないという事実をイングランド代表は身をもって知っている筈。

Embed from Getty Images  

 

 

そんな折、今度はトレント・アレクサンダー=アーノルドがオーストリアとのフレンドリーマッチ大腿四頭筋を痛め全治6週間の怪我という事で代表から離脱。

元々26名のうちRBが4人いるバランスの悪いスカッドで、そういう意味ではこれで改善されるかもしれないのはとんだ皮肉ですが今回のEUROでは新型コロナウイルスの影響を考慮して直前までメンバー変更が認められているのでCBか中盤の枚数を増やすのが得策かと。

 

また、オーストリア戦で見せたようにタイロン・ミングスは手癖が悪くトーナメントでは信用し難い選手なのでマグワイアが無理な場合彼が左CB一番手になる事を考えてもやはり万全ではない赤い悪魔の鉄人より他のプレイヤーを優先したいという個人的な感情も……

Embed from Getty Images