※試合のレビューは後日UPします
試合の概要
マイケル・キャリック暫定監督初陣となったエスタディオ・デ・ラ・セラミカでのビジャレアル戦。
イエロー・サブマリンのハイプレスの前に苦しみ、特に前半はポゼッションでもチャンスの数でもユナイテッドは劣勢を強いられました。
なんとか無失点で試合の3分の2を経過した66分、ファン・デ・ベーク🔁ブルーノの、マルシャル🔁ラッシュフォードと攻撃の核を2人投入したレッズは反転攻勢に出て、GKのパスミスと高い位置からプレスをかけたフレッジの献身がもたらしたクリスティアーノ・ロナウドのCL5戦連続ゴールとなるループシュートで78分に先制。
90分にはお馴染みのカウンター攻撃から最後はブルーノのパスを貰ったサンチョがクラブ加入後初ゴールとなるニアサイド上段への強烈なインステップシュートで追加点を挙げ、終わってみれば0-2で10月30日のプレミアリーグ10節 トッテナム戦以来となる完封勝利。
— Manchester United (@ManUtd) November 23, 2021
キャリックはこの試合について、"出場した選手、出場しなかった選手、遠征に帯同したがメンバー外だった選手、全員がそれぞれの役割を果たし全力を尽くした事で得られた勝利だった"とチーム全体を賞賛し、この勝利をオーレに捧げるとコメントしています。
グループFの情勢
日本時間早朝5:00キックオフのもう1試合、Stade de Suisseで行われたヤングボーイズvsアタランタ戦は前半の早い時間から試合が動く乱打戦となり、最後は88分にルイス・ムリエルが同点弾を決めて3-3のドロー決着。
人工芝のピッチはやはり一筋縄ではいかないのかもしれない
これによって一足先に勝ち点を10に乗せたレッズは2位以下に勝ち点3の差をつけてトーナメント進出と首位通過が確定し、同じく首位通過を決めているリバプール、アヤックス、バイエルンといった好調のクラブとラウンド16で当たる心配は無くなりました。
(CLグループリーグは勝ち点で並んだ場合、直接対決の結果が全体の得失点より優先される。ユナイテッドは勝ち点7のビジャレアルに2戦2勝)
対する残り3クラブは未だ結果が確定しておらず、2位ビジャレアルから4位ヤングボーイズまでの全てのチームにCL決勝トーナメント進出~グループリーグ敗退の可能性が残されている混戦模様。
(訂正:ヤングボーイズは既にCLノックアウトステージ進出の可能性は消えており、最大でEL決勝トーナメント)
・・・という事で、グループステージ最終戦となるオールド・トラッフォードでのヤングボーイズ戦は思い切ったターンオーバーが可能。
カラバオカップ早期敗退の影響もあって中々控え選手の出場機会が巡ってこないなか、トップチームへの本格合流を考えている何人かのアカデミー生や怪我明けの選手らには最高のアピール機会となるでしょう。
特に、アカデミーの選手が該当するB登録リストは後から自由に追加可能なので、個人的には手薄なフルバックからLBのアルバロ・フェルナンデスの抜擢を期待しています。