いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #MUTOUR25 】無駄なボールタッチの減少を感じる快勝劇

※25/26 プレシーズンマッチ

マンチェスター・ユナイテッドvsAFCボーンマス戦の記事です。

 

ライン間レシーブで個々のボールを持っている時間を減らしてダイレクトや2タッチでのポゼッションが増えているのはチーム全体での意識統一および哲学の浸透を感じる。

 

 

 

 

【Match Review】

Starting lineup

ベンチ入りマンチェスター・ユナイテッド
1 Bayındır, 4 De Ligt, 25 Ugarte, 26 Heaven, 30 D.León, 32 Chido Obi, 33 Fredricson, 37 Mainoo, 38 J.Fletcher, 42 S.Kone, 43 Collyer, 45 D.Mee, 56 E.Williams, 65 Munro, 70 Mantato

ボーンマス
1 Neto, 3 Truffert, 6 Mepham, 7 Brooks, 12 T.Adams, 13 A.Paulsen, 15 A.Smith, 21 Faivre, 25 H.Traorè, 40 W.Dennis, 44 Adu-Adjei, 47 Winterburn, 50 Rees-Dottin, 56 H.William

 

 

前半

 

7分、敵陣右サイドでのスローインからダロトは中央に寄るマウントへのロングスローを選択しこれが通る。すると、背番号7は左サイドに待つドルグにボールを預け、自身は素早くオーバーラップで相手選手の目線を奪いドルグにクロスを蹴る時間を与え、右足から放たれたデンマーク代表DFのお膳立てに応えたのは代表で同じユニフォームを着るホイルンドだった。

 

昨季は崖の端っこに追い込まれているような悲壮感漂わせる表情で完全にスランプに陥っていたホイルンド。プレーからも余裕が消えて強引な突破や無茶なシュートが目立っていたが、セネシの背後を取って瞬間的にニアポスト前に移動してドルグのクロスにドンピシャで合わせたこの先制点は彼の良いときのオフボールそのものだった。ストライカー補強の噂が熱心に伝えられる中、3年目のスコアラーの逆襲がその流れをシャットアウトするかもしれない。

 

チーム全体での変化はビルドアップにおいて選手間の距離が短くなった事もありダイレクトプレーでのプレス回避が明らかに増加しており、なおかつトリックプレーに頼らずしっかりとインサイド中心でのパスなのでロストの危険性に対するケアも一定の水準で確保されていた。前後の揺さぶりで4人以上の選手が絡む三次元的なポゼッションが見られるようになったのはプレシーズンを挟んで変化したアモリム体制2季目の成果といってもいいかもしれない。

 

また、シャドーとWBのレーン被りが減少し、守備でも斜めのラン二ングに対して誰が対処するか迷い譲り合って危険な場面を作られるという悪癖が改善されており、最もポジショニングの課題が見えやすかったルーク・ショーのプレーぶりからも変化の跡は分かる。とはいえあくまで個人比較なので、相対的に判断すると依然としてショーのマーク管理が緩い事に変わりは無く、オフサイドに救われたがセメンヨに前に入られてあっさりゴール前への侵入を許しネットを揺らされるシーンも。

 

ユナイテッドの追加点は1点目同様にリスタートから。マウントが相手を背負いながらのボールレシーブでファウルを誘うと、先程のスローイン同様にリスタートでやや集中力を欠く選手が多いチェリーズを尻目に抜け目のない裏抜けを狙うドルグと素早くロブパスを蹴り出したマウントとの阿吽の呼吸で一気にボックス内を陥れ、軽やかなステップでタイミングを読ませなかったドルグはそのままGKとの1on1を制して今度は自らゴールネットを揺らす!!

 

個人打開能力はクーニャに及ばないが、周りを活かすプレーはチーム内でも一番手を争うと先制点でのランニングに続いて証明したマウント、もう彼については何十回と述べているように怪我なく戦えるかどうかが最大の焦点なので今年こそは年間を通じてスカッドに入ってもらいたいものだ。。。

 

ケルケズがリバプール、ハイセンがレアル・マドリー、そしてこの試合で先発するザバルニーも近日中にPSGへの移籍が合意に至る事が濃厚とDFラインをほぼゼロから組み立て直さなければならないチェリーズ。ハイセン台頭前にザバルニーとリーグ有数のCBデュオを結成していたセネシが恐らく軸になると考えられるが、正直見通しは明るいとは言えない。また、リチャほどではないが純粋なフィジカルコンタクトには苦手意識のあるタイプなので相方には身体能力に優れたアスリートタイプが好ましいがその系統は常に市場でも人気なので新たな相方を見つけて来られるかは分からない。

 

この試合では左サイドのフリオ・ソレール、ダンゴ・ワッタラがバランサー的に振る舞い、右サイドはフルバックのジュリアン・アラウージョもウイングのセメンヨも高い位置を取る事が多かったが、現状チームで一番得点に近いセメンヨを最大化するためにもRBは守備的に振る舞って1人でも裏抜けケアやクロス対応を破綻せずこなせる選手の方が良い気もする。

Embed from Getty Images  

 

 

後半

 

2点リードのユナイテッドはハーフタイムでマグワイアを下げ後半開始からデ・リフトが3CBの中央に収まる。

 

前半より降っていた雨の勢いが強まる中、ヨロが丁度いいスピードでボールを運び大外で待つダロトにボールを預けてアンダーラップを試みると、これにソレールが反応したことでハーフレーンに空間が生まれ、待っていましたとばかりギャップに現れたアマドがパスを受け、一旦後方で待つカゼミロに戻した事で更に守備組織の綻びを大きくし、その後クロスに対してゴール前で混戦になったこぼれ球をアマド自ら蹴り込んで3点目。

Embed from Getty Images  

 

狭いスペースで無駄にボールを長時間1人の選手がキープしてロストする昨季までの負のスパイラルからは抜け出していて、チーム全体としてダイレクトではたく事が前提の楔のボールを多用するようになった為これはアモリムがトレーニングで植え付けた新たなルールなのかもしれない。

 

3点の余裕があるユナイテッドは70分を前に前回同様フィールドプレイヤーの一斉交代を行い、ベンディト・マンタトやイーサン・ウィリアムズといったアカデミー生たちにも当番が回ってきた。

 

すると、中盤でボールを奪ったユナイテッドはそのまま左サイドにボールを回し、ディエゴ・レオンがコンタクトプレーへの強さを見せる持ち運びでボックス内までドリブルし、何もないところで突然バランスを崩した事でこぼれたボールにウィリアムズが反応、そのまま右足のグラウンダーでネットを揺らしてダメ押しの4点目を若き戦士がマーク。

Embed from Getty Images  

 

なお、このプレーをいじったウガルテのインスタグラムの投稿が現在ソーシャルメディアでバズっているようだ。

 

終盤にはブルックスに綺麗に右サイドを崩されて失点したが、それでも収穫十分の内容で24/25リーグ戦で1分け1敗と勝利が無かったボーンマスを相手に3点差をつける快勝劇でアメリカ遠征2試合目は終幕。

 

あとがき

 

課題だった左シャドーは万全ならばクーニャとマウントで一気にハイレベルな陣容に。ドルグもスタメンの椅子に大きく近づいており、残すは好調ホイルンドと圧倒的なポゼッション適性を見せていたジルクゼーのCF争い、明確な柱が不在のCM、そして帯に短し襷に長しから誰が一歩抜け出すかの3CB中央争いが繰り広げられそう。