シェリフ戦
モルドバ東部の主要都市、 沿ドニエストル共和国(国際的な承認を受けていない独立国家)の首都でもあるティラスポリで日本時間9月16日1:45からFCシェリフ・ティラスポリとのヨーロッパリーグを予定しているマンチェスター・ユナイテッド。
訂正
ロシアのウクライナ侵攻により、ウクライナと国境を接しているTransnistria地域での活動に危険性があるとの懸念からUEFAはシェリフ・ティラスポリに対し沿ドニエストル共和国以外の地域での代替会場を提案するように要請。今回の試合はモルドバは首都キシナウのThe Zimbru Stadiumにて開催されます。
完全に知識不足です。誠に申し訳ございません🤦♂️
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— Manchester United (@ManUtd) September 14, 2022
既に遠征メンバーが発表されていますが、トップチームのメンバーではアーロン・ワン=ビサカ,アントニー・マルシャル,ドニー・ファン・デ・ベーク,そしてマーカス・ラッシュフォードが帯同していません。
GK
De Gea, Heaton, Vitek
DF
Lindelöf, Maguire, Martínez, Malacia, Varane, Dalot, Shaw
MF
Bruno, Eriksen, Fred, Casemiro, McTominay, Iqbal
FW
Ronaldo, Antony, Sancho, Elanga, Garnacho, McNeill
ルーク・ショーの戦線復帰は朗報ですが、No.9が状態の上がらないクリスティアーノ・ロナウドとユース組のチャーリ・マクニールのみという状況でテン・ハフはロナウドを真ん中に置くのか、それともラッシュフォードのケース同様両翼でカウントされているアンソニー・エランガをスライドさせるのかという判断には注目したい。
エリザベス2世女王陛下の国葬に多数の警察官が派遣され、こちらに人員を回すことが困難という理由で今週末に予定されていたリーズとのライバルマッチは延期が決定。同じように注目度の高いチェルシーvsリバプールと共に、鉄道ストの関係で以前から決まっていたブライトンvsクリスタル・パレス含め第8節の試合は順延。
それ故、インターナショナルブレイク前最後の試合となる今回の一戦は現状のフルメンバーで臨むと思われる。
対戦相手シェリフはEL初戦、キプロスに遠征しオモニア・ニコシアに0-3の快勝を収めており、この試合の先制点を記録した1999年生まれの長身アタッカー ラシード・イブラヒム・アカンビには特に警戒を強めたい。
〈関連〉グループステージ選手登録リスト
筋肉系の怪我人続出。リーグ2戦延期による後半の過密日程が末恐ろしい
前述のようにマルシャルとラッシュフォードが不在のEL。ハムストリングの問題で1度離脱を経験しているフランス代表ストライカーはリバプール戦で復帰し決勝点のアシストを記録したものの、今度はアキレス腱の負傷で再び故障者リスト入りとなり、契約延長に向けた話し合いが喫緊の問題でもある好調のRasshyも筋肉系のトラブルで今回の遠征には含まれていない。
【シェリフ戦プレスカンファレンス】
さて、延期されたクリスタル・パレス、リーズとのリーグ戦2試合については、ワールドカップ前の日程は既に一杯なので早くとも年明け以降に行われる可能性が高いと考えられます。
シーズン序盤、さほど肉体的疲労が溜まっていない状況で既に主要選手の筋肉系の怪我が相次いでいる中、EL含め3つのカップ戦を順調に勝ち進んだ場合1週間に3試合をこなさなければならない過酷日程が複数回出ると予想されるので、例年以上にフィジオの質が結果に大きく影響を与える事になるかもしれない。