いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【 #MUTOUR22 】2戦目も4得点。メルボルンでナニとの再会

バンコクからメルボルンへ移動しプレシーズンツアー2試合目は地元クラブ メルボルン・ヴィクトリーとマーベル・スタジアムで対戦。

 その名の通りマーベル・エンターテイメントがネーミングライツを取得しているこの地でもエリック・テン・ハフのチームは1戦目同様4得点を奪い勝利。

 

 

 

 

【Review】前半の失点パターンはハイラインにはつきもの

 

エンジンをかけ始めたばかりというある意味プレシーズンらしい前回の相手に比べ、しっかりと自陣でブロックを固めコンパクトに戦ってきたメルボルン・ヴィクトリー

 

より実際のリーグ戦に近い状況でユナイテッドのイレブンには退いた相手をどのように崩すのかという永遠の課題に直面しましたが、CB2枚を残して2-4-4、或いは2-3-5と前線の比重を高めて攻撃の圧力を作っていたように見えました。

 

基本的にはボールを失っても近くにこちらの選手がいるのでカウンタープレスへの移行は行いやすいものの、エラーやロングボール等で最後の2枚を晒されると脆く、正に4分のクリストファー・イコノミディスの得点がその象徴たるシーンです。

 

失点の場面では背走しながら全速力で戻るヴィクトル・リンデロフ-ハリー・マグワイアのCBユニットの機動力の低さも露呈していますが、マグワイア起用時の被カウンターという面もリサンドロ・マルティネスをテン・ハフが強くクラブに要求した理由の1つと考えられる。

 というのも、フルバックが高い位置を取ってフィールドプレイヤー7,8枚で攻撃を行うここ2試合の方針がシーズンでも継続された場合、失点の危機としてはマルティネスの懸念であるハイボール放り込みよりもカウンターが圧倒的に多くなると予想され、クロスを跳ね返す力の強さよりも機動力がより重視されるから。

 

こちらの得点シーンで注目したいのは前半ATのマルシャルのゴール。

 

 

マグワイア(5番)から後ろ向きのサンチョに縦のパスが入る段階でダロト(20番)がDF2枚の間を縫って大外のスペースにアンダーラップを試み、この後サンチョは寄ってきたブルーノ(8番)へのショートパスを選択したのでこのラン自体は実りませんが、

 

直後、ブルーノからのリターンを貰いサンチョが前を向いてボールに触ると今度は大外からDF間のギャップにダロトがパスを要求。これにサンチョも応え、眼前のマーク含め3枚の守備を1つのパスで突破した右サイドからのクロスでマルシャルの得点に至る。

 

この美しい連携は2人が一歩先のプレーに対するビジョンを共有した結果生まれたものであり、外から中、中から外と状況に応じランの種類を変えるダロトと特筆すべきボールプレーの質を持つサンチョ、互いの強みが遺憾なく発揮されました。

 

 

リバプール戦同様後半はメンバーをガラッと入れ替え、今回リザーブ組に配置されたラッシュフォードはバイリーのスルーパスに反応し意地を見せる追加点。

更にアディショナルタイム直前には右サイドを突破したタヒス・チョンのクロスを相手DFが対処しきれずオウンゴールで4点目。

 

また、87分にはこの試合の数日前にメルボルン・ヴィクトリーへの加入が発表されたナニが途中交代でピッチに立ち、両クラブのサポーターから大きな歓声で迎えられて新天地デビュー。

ユナイテッドを去ってから8年が経過しているという事実には驚きましたが、魔法のようなドリブルとパワーショットは今も健在。新天地での活躍を願っています。

 

 

【選手獲得】エリクセン加入が正式発表、マルティネス"Here we go"

 

 

“Manchester United is a special club, and I cannot wait to get started. I have had the privilege of playing at Old Trafford many times but to do it in the red shirt of United will be an amazing feeling. 

“I have seen Erik’s work at Ajax and know the level of detail and preparation that he and his staff put into every day. It is clear that he is a fantastic coach. Having spoken with him and learned more about his vision and the way he wants the team to play, I am even more excited for the future. I still have major ambitions in the game, there is a huge amount that I know I can achieve, and this is the perfect place to continue my journey.”

エリクセンのコメント MUFC-公式HPより

 

マンチェスター・ユナイテッドに対し"特別なクラブ。赤いユニフォームに袖を通す事が楽しみ"と言ってくれるのは本当に嬉しい😀。

アヤックスのOBでもあるエリクセンはエリック・テン・ハフのチームをよく見ていたようで、テン・ハフとの仕事が出来る事に興奮している と再建を目指す新指揮官に対しても好意的なコメントを残しています。

 

 

また、リサンド・ロマルティネスに関してもRomanoからHere we go!と契約の一部内容が明らかにされ、この記事を公開している頃にはクラブ側から正式に獲得発表がアナウンスされているかもしれません。