いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

21/22夏の移籍期間最終日の主な移籍

21/22夏の移籍マーケットはプレミアリーグの市場閉幕が再び8月末日まで伸びた事もあって大物の移籍が複数発生するなど活発な動きを見せ、Tranfermarktの集計によれば1,014件、合計€363.14Mの移籍金が飛び交いました。

 

 

トルコ シュペル・リガやイングランド下部リーグなど、まだ取引が可能なところも残っていますが全体としては一応この8月31日が夏の移籍ウィンドウの期限となります。

それゆえ、今回はデッドラインデーに成立した主要な取引をまとめました。

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プレミアリーグ

 

 

オザン・カバク

シャルケノリッジ(レンタル)

 

 

プレミアへの最短復帰を果たした今季も守備の問題が取りざたされるカナリーズはオザン・カバクをローンで獲得。

経営難のシャルケにとっても400万ユーロとされる彼のレンタル料は大きな収入で、仮に完全移籍のオプションが適用されれば更に1,300万ユーロが支払われる模様。

 

 

 

ダニエル・ジェームズ

マンチェスター・ユナイテッド⇒リーズ(完全移籍)

 

 

快速を飛ばして攻守に貢献し、ユナイテッドではロッカールームの盛り上げ役でもあったダニエル・ジェームズは約2500万ポンドで赤薔薇→白薔薇に移籍。

 

私個人の意見としてはスタープレイヤーが増加し彼のような献身性の高い選手はバランスを取る意味でも更に需要が高まると思っていましたが、急遽決まったロナウド復帰による出場機会減少の考慮もあってでしょうか、最終日に取引成立。

間違いなくビエルサのリーズにフィットするプレイヤーなので新天地でも頑張って!!

 

これからも応援し続けます。

 

 

マルク・ククレジャ

ヘタフェ⇒ブライトン(完全移籍)

 

 

ニコラ・ヴラシッチ

CSKAモスクワウエストハム(完全移籍)

 

 

ジェシー・リンガードがユナイテッドでのポジション争いを選択した影響を受けた取引が嘗てエバートンに所属していたヴラシッチのウエストハムへの完全移籍。

 

スポーツ選手一家で姉のブランカ走高跳の五輪メダリストというエリートの彼は一度目のプレミア挑戦において監督交代の余波もあって本領を発揮出来ないままロシアに行きましたが、CSKAでの活躍を評価され3,000万ユーロとされるデッドラインデー2番目の高額移籍金でイングランドにカムバック。

 

アイアンズには目下絶好調サイード・ベンラーマ、パブロ・フォルナルス、そしてRWにもジャロード・ボーウェンといった強力アタッカー陣が待ち構えており、最初はバックアップ要員からのスタートになりそうですが、もしかするとアントニオ欠場時のサブ戦術として昨季幾度か見られた2列目の選手2人(リンガードとボーウェン)を最前線に置いた配置もモイーズのプランにあるのではないでしょうか。

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アデモラ・ルックマン

RBライプツィヒ⇒レスター(レンタル)

 

 

コナー・ロバーツ

スウォンジー⇒バーンリー(完全移籍)

 

 

アブダラー・シマ

スラヴィア・プラハ⇒ブライトン(完全移籍)⇒ストーク(ローン)

 

 

Bチーム登録から瞬く間にスラヴィア・プラハトップチームのレギュラーポジションを獲得し、ELでも4ゴールを奪ったセネガルのシンデレラボーイはブライトンに完全移籍の後チャンピオンシップで好スタートを切ったストークへのローンが決定。

 

個人的には自信を失っているように見えるアーロン・コノリーをローンに出して空中戦に強くモペイとの相性も良さそうなシマを残す方が良かったのではないかと思わなくも無いですが、三笘薫を始め、国内外に大量にローン組を抱えるシーガルズですから何か計り知れぬ意図があるのかもしれない。

 

 

エメルソン・ロイヤル

バルセロナトッテナム(完全移籍)

 

 

アーセナルに移籍した冨安健洋と比較対象になりそうな取引がこのエメルソン・ロイヤル。

元々、彼を熱心に追いかけていたのはスパーズでしたが、RBでジャフェット・タンガンガが一定のパフォーマンスを見せており、特に守備においては時折ワン=ビサカを彷彿とさせる対人の強さをアピール。

 

そのような背景から、RBとしては守備的な冨安ではなく攻撃に強みのあるエメルソンにターゲットを変更したのではないかというのが専らの見方。

 

 

アレックス・クラール

スパルタク・モスクワウエストハム(レンタル)

 

 

サロモン・ロンドン

大連⇒エバートン(フリートランスファー)

 

 

オドソンヌ・エドゥアール

セルティッククリスタルパレス(完全移籍)

 

 

セルティックの旧エースは移籍市場でも人気銘柄とされてきましたが、新天地はヴィエラ率いるイーグルスに決定。

 

古橋亨梧のセンセーショナルな得点ラッシュに隠れるような形となり、少しチーム内での立場が変化したこともあってインパクトは薄いですが過去2シーズンのスコティッシュ得点王のプレミア挑戦がどの程度の成果を出すかは非常に気になる事柄。

 

既に4人のストライカーを抱えるチームに加わるのはあまりポジティブではありませんが、ヴィエラは既存のFWを信用していないようなので、新エース候補としてしばらくは出場機会を与えられると思います。

 

 

冨安健洋

ボローニャアーセナル(完全移籍)

 

 

期限前日辺りから急浮上したアーセナルの冨安確保に向けた動き。

このブログでも記事にしましたが今季のアーセナルは守備に大きな問題を抱えており、空中デュエルに難のあるベン・ホワイトを4バックの2センターでフル稼働させるには上背のあるフルバックのサポートが不可欠という判断だとすればこの動きは確かに正しい方向に向かっているように思います。

 

攻撃性能の高いキーラン・ティアニー、ヌーノ・タバレスのいる左に攻撃の重心を置いたシステムを導入するための*Inverted Full-Backsとして冨安は評価された可能性が最も高く、この使われ方だと配球やボールキャリーに長けた彼にとっても自身の持ち味を十分に発揮できそうな起用法。

 

*(日本のフットボール界では主に偽SBと称される役割ですが、より文面から正確に意味を読み取れるようにここではこのように表記します。)

 

 

サウール

アトレティコ・マドリーチェルシー(レンタル)

 

 

プレミアリーグへの挑戦を希望していたとされるサウールはかねてからの報道通りチェルシーに加入。

デクラン・ライスをトップターゲットとする彼らがアトレティコからやってきたこのMF買い取りOPを適用するかどうかはかなり微妙なところですが、エンゴロ・カンテ、ジョルジーニョ、マテオ・コバチッチ、そしてサウール・ニゲスというスタメンクラス4人が構える中盤のラインナップは世界1、2を争う陣容に。

 

 

Pick Up

 

サンティアゴ・ムニョス(Santiago Muñoz)

Embed from Getty Images  

 

名前を聞いてパッと何かを思い浮かべたそこのあなたはある程度年季の入ったフットボールファンかもしれません。

 

フットボールで成り上がる1人の若者を映画にした『GOAL!』シリーズの主人公サンティアゴ・ムネス(Santiago Muñez)と一字違いのこのメキシコU-23代表はムネスと同じ道を辿るかのように欧州上陸の第一歩としてニューカッスルに加入。

 

プロモーション目的ではないかという声も挙がっていますが今後彼が映画のサンティのようにスター選手になる未来は待っているのでしょうか?

 

 

主要な移籍(プレミア以外)

 

 

トゥーン・コープマイネル

AZ⇒アタランタ(完全移籍)

 

 

5大リーグ上陸は目前に迫っていると見られていたAZのコープマイネルスはマンチェスター・ユナイテッドチャンピオンズリーグで戦うアタランタに加入。

CM、DMだけでなくCBでもプレー可能な彼がどのポジションに収まるかはまだ分からない所も多いですが、非常に厄介な選手である事だけは確か。

 

 

ウィリアン

アーセナルコリンチャンス(フリートランスファー)

 

 

モイーズ・キーン

エバートンユベントス(レンタル)

 

 

フロレンティーノ・ルイス

ベンフィカ⇒ヘタフェ(レンタル)

 

 

ウナイ・ロペス

ビルバオ⇒ラージョ(レンタル)

 

 

マリン・ポングラチッチ

ヴォルフスブルクドルトムント(レンタル)

 

 

ヤシン・アドゥリ

ボルドーミラン(完全移籍)⇒ボルドー(再ローン)

 

 

ハメド・イハッターレ

PSVユベントス(完全移籍)⇒サンプドリア(ローン)

 

 

 

『Goal』 "NxGn"の上位常連だったPSVホープ、モハメド・イハッターレンはユベントスに4年契約で完全移籍した後吉田麻也の所属するサンプドリアへの1シーズンローンが決定。

 

PSVユース出身ではメンフィス・デパイ以来となるワールドクラスになれる資質を持ったアタッカーの彼はFootball ManagerFIFAでも高ポテンシャルなので、もしかするとゲームユーザーの方が馴染みのある選手かもしれない。

 

 

ヴァレンティノ・ラザロ

インテルベンフィカ(レンタル)

 

 

ルノー・カリムエンド

PSG⇒RCランス(レンタル)

 

 

アンドレ・フランク・ザンボ=アンギサ

フラム⇒SSCナポリ(レンタル)

 

 

 

対人守備とドリブルはプレミアリーグでもトップクラスの数値を記録したザンボ=アンギサの新天地はナポリ

以前、このブログではポグバの代替選手になり得る有力候補として彼を取り上げましたが、プレミアリーグのクラブが彼に関心を抱かなかったのは正直予想外でした。

もしかすると、選手側の希望で欧州カップ戦のあるクラブが条件だったのかもしれませんが……

 

 

リース・ネルソン

アーセナルフェイエノールト

 

 

ニコラ・マクシモビッチ

SSCナポリジェノア(フリートランスファー)

 

 

デニス・プラート

レスター⇒トリノ(レンタル)

 

 

イライクス・モリバ

バルセロナRBライプツィヒ(完全移籍)

 

 

エドゥアルド・カマヴィンガ

レンヌ⇒レアル・マドリー(完全移籍)

 

 

 

カマヴィンガの移籍は来夏だろうと高を括っていた私にとってこの取引成立は虚を突かれたようなニュース。

 

フレッジ、マティッチの年齢を考えても来年夏に彼を獲得するのがユナイテッドの理想ムーブだと考えていたのでかなりショックが大きいです。

ただ、選手側の希望はハナからスペイン一択だったようなので元々縁がなかった。

 

 

ケイタ・バルデ

ASモナコカリアリ(フリートランスファー)

 

 

フェトゥ・マウアサ

レンヌ⇒クラブ・ブルッヘ(完全移籍)

 

 

フランチェスコ・カプート

サッスオーロサンプドリア(完全移籍)

 

 

イーサン・アンパドゥ

チェルシーヴェネツィア

 

 

マッティア・ザッカーニ

エラス・ヴェローナラツィオ

 

 

ヨシプ・ブレカロ

ヴォルフスブルクトリノ

 

 

エディー・サルセド

インテル⇒スペツィア(レンタル)

 

 

ヤンヘル・エレーラ

マンチェスター・シティエスパニョール(レンタル)

 

 

カルロス・ヴィニシウス

ベンフィカPSV(レンタル)

 

 

ディオゴ・レイテ

FCポルト⇒ブラガ(レンタル)

 

 

マシュー・ホップ

シャルケマジョルカ(完全移籍)

 

 

エクトル・ベジェリン

アーセナルレアル・ベティス(レンタル)

 

 

ルーク・デ・ヨング

セビージャ⇒バルセロナ(レンタル)

 

 

ガエタン・ラボルド

モンペリエ⇒レンヌ(完全移籍)

 

 

ヌーノ・メンデス

スポルティングCP⇒PSG(レンタル)

 

 

次世代ナンバーワンLB筆頭格とされ、マン・シティ、レアル・マドリーなど並みいるビッグクラブの関心が噂されたヌーノ・メンデスはメッシ、ラモス、ドンナルンマ等々ビッグネームの補強が相次ぎドリームチームと化したPSGの一員に。

 

彼もまた、攻撃に強みがあるフルバックなので右にハキミ起用、そして中盤~前線の面々を見るとチームバランスの崩壊が不安視されるところ。

 

 

ジャバイロ・ディルロスン

ヘルタBSCボルドー(レンタル)

 

 

パブロ・サラビア

PSG⇒スポルティングCP(レンタル)

 

 

アントワーヌ・グリーズマン

バルセロナアトレティコ・マドリー(レンタル)

 

Embed from Getty Images  

 

シメオネの要望が通った形でしょうか。

グリーズマンは立つ鳥跡を濁して去っていった古巣アトレティコ・マドリーに最終日期限ギリギリで復帰が決まりました。

 

ここまでLose-Loseのなった移籍も中々記憶にありませんが、ファン心理を無視すれば€120Mの移籍金収入を得て2季後にローンで買い戻したアトレティコ側はほくそ笑んでいるかもしれない。

人権派から一転して差別主義者の印象になってしまった彼はかつての栄光の場所で再び輝きを取り戻せるのだろうか。

 

 

 

Q:フリーの大物はどうなった?

 

ジェローム・ボアテング

未所属⇒オリンピック・リヨン

 

 

マリオ・マンジュキッチハビエル・パストーレ、そして最終日にトッテナムを退団したセルジュ・オーリエなど今夏はフリーの大物が最終日まで多く残っていましたが、その中でも最大の関心を集めたボアテングはリヨンに加入。

 

4試合を終えて1勝2分け1敗5Pts、5得点7失点とやや守備に懸念のある今季序盤のリヨンにとってこれ以上ない最高のリーダーになるかもしれません。

 

 

まとめ

 

移籍金TOP5

1位 エドゥアルド・カマヴィンガ:€31.0M

2位 ニコラ・ヴラシッチ:€30.0M

3位 ダニエル・ジェームズ:€29.1M

4位 エメルソン・ロイヤル:€25.0M

5位 冨安健洋:€18.6M

 

 

また、成立した移籍の中で選手の市場価値(Transfermarkt)が最も高額だったのは具リーズマンで€60.0M。

 

彼の獲得にバルセロナは€120.0Mを費やしていますが2年後にローンで放出という事実から見るとこの移籍は失敗に終わったと言わざるを得ません。

そして、アトレティコ・マドリーに戻ったこのフランス代表FWは古巣のファンの大半から歓迎されておらず、サウールの代わりに8番を背負うという事も含めて厳しい現実が待っていると思われます。

 

 

また、リーグ別ではプレミアリーグセリエAの動きが活発。

私としては例年に比べミーノ・ライオラが大人しかったという印象を持っており、ポグバ周辺のいざこざも殆どなく割と快適な移籍市場でしたね。

勿論ユナイテッドがDM補強に失敗した事はマイナスですが