いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

積極補強が止まらないヴィランズ。あの選手の動向次第ではCL・ELも視野に

移籍市場が開くや否や発表されたエミリアーノ・ブエンディアの加入に続き、ニール・テイラー、アーメド・エル=モハマディと両フルバックのバップアップが契約満了で退団した穴埋めとして2011年以来10年ぶりの復帰となるアシュリー・ヤングを獲得に成功し、今オフも的確な補強を続けるアストン・ヴィラ

 

▶ ブエンディア獲得に成功したアストン・ヴィラ。来季の布陣を考えてみる

 

 

そんな彼らにもう1人、ドイツから非常に頼もしいアタッカーが加わると7月31日にクラブ公式からアナウンスがありました。

 

今回は新たにバイエル・レバークーゼンより加入する見込みであるレオン・ベイリーと去就についての噂が止まないジャック・グリーリッシュの動向を踏まえつつ、ヴィランズがどのような体制で21/22シーズンに臨むのかを考えていこうと思います。

 

 

 

 

ベイリーについて

 

陸上スプリント王国、ジャマイカの首都キングストン出身のレオン・ベイリー。

 

 

 

同じくキングストン出身のラヒーム・スターリングとはかねてより親交があり(昨年7月にはジャマイカの英雄ウサイン・ボルトが主催した誕生日パーティにスターリングと共に出席し、ボルトの新型コロナ陽性によって同国の災害リスク管理法に違反していた事が発覚するという事件もありました。)、昨年夏には彼の代理人であるCOLOSSAL SPORTS MANAGEMENTの協力を得てプレミアリーグへの移籍を推し進めているという報道もありましたが、1年越しにその願いが叶いアストン・ヴィラへの加入が(ほぼ)決定。

 

 

プレースタイルとしてはプレミアリーグのファンに最も分かりやすく表現するならば左利きで右ウイングを主戦場とし、シュート意識を少し差し引いてドリブルに特化させたマーカス・ラッシュフォード

 イングランドホープとは共に97年生まれの同世代。ドリブル、スコアラーとしての素質を高水準で兼ね備えており、お互いにそれほど守備を精力的に行うタイプではありませんがサイドアタッカーとしてはそれぞれリーグでも有数のスタッツを記録している優秀なプレイヤーです。

 

 

ポジションの争いのライバルは昨季プレミアで36試合7G6Aとまずまずのスタッツを記録したベルトラン・トラオレとなりそうですが、攻撃に関する指標ではベイリーに分があり、リーグレベルの差を考慮しても彼がスタメンに収まる可能性が高いと考えています。

f:id:irohasesun-fm-foot:20210802162546p:plain

Leon Bailey vs Bertrand Traoré

Leon Bailey | Bayer Leverkusen | xG | Shot Map | Goal stats | Understat.com

 

 

 

 

グリーリッシュは£100MでMan Cityへ移籍間近? 

 

嬉しいニュースが続いた一方でクラブの象徴ジャック・グリーリッシュには2020夏に続き移籍の報道が鳴りやまず、具体的なオファーは聞こえてこなかった昨年とは違い今夏はマンチェスター・シティが一億ポンドのプレミアリーグ史上最高額となる入札を行ったとBBCを始め各機関で報じられるなどいつ移籍が成立しても不思議ではない状況。

 

 

f:id:irohasesun-fm-foot:20210802170232p:plain

仮に彼が残留した場合のラインナップを考えると上記の11人が考えられ、ポジションやフォーメーションに関してはキャリアの大半を右サイドで過ごし、プレシーズンでもRWの起用が多いブエンディアの配置などいくつか変更点はありそうですが非常に強力なスカッド

 

 

f:id:irohasesun-fm-foot:20210802182819p:plain

所謂メガクラブには1人で戦況を変えてしまう特別な選手がいる事が多いですが、グリーリッシュはケビン・デ・ブルイネやブルーノ・フェルナンデスといったリーグを代表する攻撃的MFと比較しても全く遜色ない数値を叩き出しているのでヴィランズに残留した場合は欧州カップ戦争いの有力候補の1つに挙げられ、逆にマン・シティへの移籍が決まってしまった場合は……考えないことにしましょう