どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。
フットボールメディア『Goal.com』が毎年選定している次世代の有望株TOP50の2021年版が3月23日に発表されました。
対象は2002年1月1日以降に生まれた選手で、プロデビューの有無は問いません。
なので、既に世界中のフットボールファンから名を知られているスターもいれば未だアカデミーでプレーする未来の主力選手などその内訳は様々です。
選出リスト
(参照:NxGn 2021:世界最高の若手ランキングTOP50 | 日本人選手もランクイン | Goal.com)
1位はバルセロナのアンス・ファティ。
彼はラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグの得点にまつわる最年少記録を続々と塗り替えていったワンダーキッドなので妥当な選出だと思います。
日本人選手ではレアル・マドリーのカンテラ(下部組織)でプレーしているPIPIこと中井卓大選手が49位にランクインしています。
一見すると低い順位にも思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、すぐ下の50位イライクス・モリバは既にトップチームデビューを飾っており3月4日のラ・リーガ26節 バルセロナvsオサスナ戦で追加点となる左足のミドルシュートを決めているスター候補なので、その彼より高い順位に入ったという事実は驚きです。
そんな中井選手は先日のフベニールB(U-18相当)の試合でゴラッソ!!
☝😃 #中井卓大 先制ゴール!! ⚽
— レアル・マドリード C.F.🇯🇵 (@realmadridjapan) March 22, 2021
👉 フベニル B 2-1 ラス・ロサス#HalaMadrid | #ゴラッソ pic.twitter.com/pIfSGufZuQ
クラブとして最多選出は50人中5人を輩出したオランダの名門アヤックス。
30位のブライアン・ブロビーはRBライプツィヒへの加入が決まり真価を発揮する前に手放す事になりましたが、他のプレイヤーはあと数年はクラブに貢献してくれるはずなので彼らの未来は明るいですね。
近年のマンチェスター・ユナイテッドにゆかりのある選手に絞ってもティモシー・フォス=メンサー、タヒス・チョン 、ディロン・フーゲワーフと3人の有望株が10代のうちに国外移籍をしている現状でここまでワンダーキッドをトップチーム手前まで育て上げられるアヤックス。
一体どんな魔法を使っているのでしょうか。
個人的に気にかけている選手はアマドを除くと5位のジュード・ベリンガムと32位のフィリップ・ステヴァノヴィッチ。
共に一時はマンチェスター・ユナイテッドへの加入が有力視された選手だったので実現はしませんでしたが今でも動向を追ってしまう。
特にステヴァノヴィッチは自身のSNSでユナイテッド移籍を匂わす投稿をして、その後ライバルのマンチェスター・シティ加入が決まったので愛憎入り交じったとまでは行きませんがかなり複雑な想いを抱いています(笑)
他にはこの企画の常連になっているモハメド・イハッターレン、ライアン・グラフェンベルフのオランダのワンダーキッド2人もそれぞれ今オフの移籍が噂されているので動向を気にかけています。
余談ですがFootball Managerで若手を獲得する際はこの50人から選ぶとまず間違いないと思います。
最新作のFM2021では過去作よりもワンダーキッドの移籍金が高くなり易くバーゲン価格で引き入れるのは難しくなったようですが契約切れのタイミングを上手く利用できれば10年近く主力として君臨してくれる事でしょう(賃金への不満・ビッグクラブへの移籍願望で移籍希望が提出されなければ……)
ユナイテッドからのランクインはアマド1人
今回のイングランド招集メンバーには4人のアカデミー出身者を送り込む(ラッシュフォード、ディーン・ヘンダーソン、リンガード、ジョンストン)など国内、ひいては世界でも指折りの実績を持つユナイテッドの育成組織ですが、今回のNxGnでは冬にアタランタから加わったアマド・ディアロ1人。
昨年、一昨年はメイソン・グリーンウッドがそれぞれ3位、16位にノミネートされていましたが彼は2001年生まれなので今年からはその対象外。
因みに、一昨年のランキングではアマドの兄ハメド・ジュニオール・トラオレも第25位に入っていたので彼らは兄弟揃ってのNxGn選出となりました。
アカデミーでプレーしている選手ではショラ・ショレティレ、ハンニバル・メイブリ、ジョー・ヒューギル辺りは来年の50人に選出されていても不思議ではないポテンシャルを有していると思うのでこれからの1年で大きく才能を伸ばして欲しい。
参考