いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【(プチ)試合レビュー】ハンドの基準を明確にして尚且つ統一して欲しいと思ったLIVvsCHE戦

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

 

本来はこの試合をそこまで真剣に見る必要もなかったのですが、マンチェスター・ユナイテッドが中下位クラブ相手に立て続けに勝ち点を取りこぼしているのでCL圏争いは再び大混戦に逆戻り。

 

普段よりは少し肩の力を抜いた感じで行こうと思ってます。

プチトマト、プチ贅沢、無限プチプチetc. 意外とプチシリーズに好きなものが多かったりするのでテーマはプチで。

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仮にこの試合でチェルシーが勝利した場合には勝ち点4差と危険な領域に突入する事もあって出来ればドローを願いつつ観戦。

 

 

 

スタメン

 

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リバプール4-3-3   

チェルシー3-4-2-1

 

ベンチ入り

リバプール: 7ミルナー、8N.ケイタ、13アドリアン、15チェンバレン、20ジョタ、23シャキリ、27オリギ、46R.ウィリアムズ、76N.ウィリアムズ

 

チェルシー: 1ケパ、3M.アロンソ、10プリシッチ、15ズマ、17コバチッチ、18ジルー、20ハドソン=オドイ、29ハヴァーツ、33エメルソン

 

予想フォーメーションの相性で言えばSBとCBの間に攻撃的MFが侵入しやすいチェルシーに分がありそう。

 

リバプールはマネ側のサイド、チェルシーはマウントのいる方からの得点チャンス演出がこの試合の鍵になると思います。

 

また、リバプールが普段通りのハイラインを採用する場合にはオザン・カバク裏のスペースに注意しておく必要がありますね。

ファビーニョスカッドに復帰しているので彼をアンカーに配置した方が安定すると見ていますが果たしてどのような試合展開が待っているでしょうかね。

 

 

試合内容

 

最初のシュートはリバプールのロバートソンが7分に記録し、アウェイのチェルシーは得点が中々増えてこないティモ・ヴェルナーがチルウェルからのロングボールを見事に足元に収めてそのままペナルティエリアの手前からゴール右上を狙った一撃を放って一時は相思相愛とも報道されていたリバプール相手に意地を見せます。

Embed from Getty Images  

 

16分にはリバプール陣内でアスピリクエタが何気なくゴール方へ蹴った(おそらくクリア)ボールをチアゴが空振りして再びヴェルナーに決定機もループシュートはアリソンに読まれて悠々キャッチ。

 

しかしこの日のヴェルナーはハイラインのリバプールに対して確かな脅威となっており、25分にはジョルジーニョのロングパスでまたもや裏抜けに成功し飛び出してきたアリソンも交わし3度目の正直とばかりにゴールネットを揺らしました。

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ですが、これもVARの結果僅かにラインを出ているという判断でオフサイドをとってゴールは認められずに試合再開。

人間の目よりはVARの3Dラインを信用しているのでフットボールとしての面白さでは議論の余地があるとは思いますが個人的には仕方がないかなというところ。

 

28分にはリバプールもサラーの斜めのロブパスがボックス内に走るマネにピタリと合って初めてゴールの匂いを感じるチャンスが生まれましたがマネはボールにミート出来ず

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42分、フィルミーノが左サイドのカーティス・ジョーンズを狙って蹴った浮き球をアスピリクエタがカットすると、そのボールを拾ったカンテが左サイドのスペースにロングパス。

フリーでボールを受けたマウントはペナルティエリアの角からカットインで中央に侵入しそのままゴール右隅に鋭いシュートを決めてチェルシー先制。

 

正にマンチェスター・ユナイテッドのサポーターがラッシュフォードに求めているようなゴールを決めたメイソン・マウント。

昨シーズンは贔屓だという批判もあったこの生え抜きMFですが、今シーズン記録しているスタッツは他の強豪クラブの中心選手と比較しても全く引けを取らないレベルなので彼に関しては起用し続けたランパード前監督の功績だと思います。

 

前半はチェルシー1点リードで折り返し

 

 

チェルシーはまたもハンドを見逃されて命拾い

 

後半開始間もない48分、リバプールは右サイドの2人で深い位置までボールを持ち運ぶとそこからボックス内でパスを受けたフィルミーノのクロスをチェルシーの心臓、エンゴロ・カンテが手でブロック。

このTweetでも指摘されているように、先に行われたフラムvsトッテナムのロンドンダービーでマリオ・レミナが取られたハンドと比較されており、今回のケースは明らかにボールの軌道を妨害する目的で手を出しているのでハンドボールの反則をとってリバプールにPKを与えるのが正しいジャッジだと思います。

 

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また、チェルシーマンチェスター・ユナイテッド戦のハドソン=オドイの明らかなハンドも見逃されて勝ち点2を得したばかりという状況なので、PGMOL(イングランドプロ審判協会)はそれぞれのケースで何故異なった裁定を下したか、その詳細な基準をいち早く明らかにする必要があるでしょう。

 

肩のラインより上のハンドに関しては問答無用で取るというのが現在のルールだったと記憶しているのですが何故チェルシーの過去2回の場合にはそうなっていないのですかね?

昨年7月のマンチェスター・ユナイテッドvsウエストハム戦でポグバが取られたハンドなんかは明らかに顔面に飛んできたボールを咄嗟の反応で防いだ事が分かる内容でしたが問答不要でペナルティキックだったので判定の不公平さを早く無くして下さい。

 

 

チェルシーの攻勢は後半も変わらず、54分にはチルウェル、そのこぼれ球に詰めたツィエクの連続したチャンスなどもあり、反対にリバプールはほとんどゴール前にボールを運ぶことすらできずという絶望感漂う内容でしたがそれでも62分には12月9日のチャンピオンズリーグ対ミッティラン戦で負傷してから3ヶ月近く公式戦から遠ざかっていたディオゴ・ショタが復帰を果たし僅かではありますが光明が見えたか。

 

そんなホームチームは85分に左サイドからのコーナーキックからの一連のプレーで上がっていたオザン・カバクの元にチャンスボールが舞い込む場面もありましたが彼はボールをコントロールし切れず終盤のチャンスも逃したリバプールはこれでプレミアリーグではアンフィールドでの連敗が5に伸びました。

 

試合はアウェイのチェルシーリバプールを0vs1で下して勝利

 

動画ハイライト

 

ゴール⚽

42分:メイソン・マウント(👟エンゴロ・カンテ)

 

交代選手

リバプール

62分 in:ジョタ、チェンバレン out:サラー、C.ジョーンズ

80分 in:ミルナー out:チアゴ

 

チェルシー

66分 in:プリシッチ out:ツィエク

81分 in:コバチッチ out:マウント

91分 in:ハヴァーツ out:ヴェルナー

 

 

データ

 

 

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リバプールは枠内シュート僅か1本、シュートの総数も7本でこれは今シーズンのプレミアリーグでは11月28日のブライトン戦の6本に次ぐワースト2位の記録。

 

また、アンフィールドでのリーグ戦5連敗はプレミアリーグの前身であるフットボールリーグ・ファーストディヴィジョン時代を含めてもクラブ史上初の記録。

前シーズンのリーグ覇者が1年を持たずとしてここまで崩壊するというのはプレミアリーグのハイレベルさを改めて実感する結果ですね。

 

ここ10年で見ても13‐14シーズンのマンチェスター・ユナイテッド、15‐16シーズンのチェルシー、16‐17シーズンのレスターが優勝翌年度に大きく勝ち点を落としているので正に1戦も気が抜けない熾烈なリーグというのが身に染みる。

 

 

xデータ

 

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(参照:Liverpool 0 - 1 Chelsea (March 04 2021) | EPL | 2020/2021 | xG | Understat.com)

 

 先述のようなスタッツなのでxGチェルシーの圧倒的有利という結果が出ています。

ヴェルナーのビッグチャンスは得点に繋がらなかったものの、彼のスピードはリバプール守備陣にプレッシャーを与えていた事に間違いはありません。

 

また、マウントの決勝ゴールはxG0.06と難易度の高いシュートでその前段階のドリブルにも彼の卓越した個人技術が現れていました。

本当に厄介な選手になりましたね……

 

 

あとがき 

 

IFAB(国際フットボール評議会) がハンドの基準を今年の7月1日から変更するというタイムリーなニュース。

 

この機関で決定した約束事はFIFAに属する国・リーグでは共通のルールになるので、これでようやくガラパゴス化していた状態から解放されるようですね。

因みに新ルールではフラムのゴールは確実に認められるようになるそう。

 

また、元アーセナル指揮官アーセン・ヴェンゲルが提案したオフサイドの新ルールに関する提言も検討に入るようで、その中身は身体の一部がオンサイドにある場合はオフサイドを取らないというものです。

 

実際に施行されるかどうかは分かりませんが、仮にこのルールが制定された場合にはフィリッポ・インザーギのようなラインブレイカーが再び脚光を浴びる事になる?

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