どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。
今回は翌週に迫るUEFAヨーロッパリーグ、対レアル・ソシエダ戦について。
(https://twitter.com/EuropaLeague/status/1338482846525222912より)
新型コロナ変異株の影響でスペインへの入国許可が降りず
本来ならばファーストレグはソシエダのホームスタジアム、”アノエタ”での開催が予定されていましたがスペイン政府はイギリス国内で猛威を振るう新型コロナウイルス変異株の影響を受けてイギリスからの入国を制限しており、フットボール選手達も例外なくこのルールが適用されるので開催が危ぶまれていました。
仮に代替開催地を用意出来なかった場合はホームチームであるソシエダの0vs3の敗戦になる決まりがあり、中立地の選定が急がれる所でしたがこの窮地を救ってくれたのはイタリア随一の名門クラブ、ユベントスでした。
ユベントスのホームスタジアムは11-12シーズンから現在のユベントススタジアムですが、同会場でのマンチェスター・ユナイテッドの戦績は1勝。
18-19シーズンチャンピオンズリーググループH第4節、 vsユベントス戦の1度のみでこの試合では65分にボヌッチのロブパスにマンチェスター・ユナイテッドのアイドルでもあるクリスティアーノ・ロナウドがボレーで合わせて先制を許しますが、86分にマタの直接FKで同点に追いつくと後半ATにはまたもやFKから今度は相手のオウンゴールで勝ち越しに成功しアウェイで貴重な勝ち点3を手にした縁起のいい場所でもあります。
〈ハイライト〉
UEFAは問題解決に尽力したマンチェスター・ユナイテッドとレアル・ソシエダの両クラブ、そして本拠地を貸し出したユベントスやイタリアサッカー協会に感謝の意を述べており、このヨーロッパリーグリーグラウンド32では他にベンフィカvsアーセナルのファーストレグがローマの本拠地エスタディオ・オリンピコで、モルデvsホッフェンハイムのファーストレグがビジャレアルの本拠地エスタディオ・デ・ラ・セラミカで開催される事が決定しています。
ユナイテッドvsラ・レアルの歴史と両チームの近況
両チームの対戦は過去2回、13‐14チャンピオンズリーググループAで戦ったホーム&アウェイで戦績はマンチェスター・ユナイテッドが1勝1分けと勝ち越しています。
組み合わせの抽選が行われれた昨年12月中旬の段階ではラ・レアルことレアル・ソシエダは13試合を終えて勝ち点26でリーグ首位につく好調っぷりでしたが、その後は9試合で2勝3分け4敗勝ち点9と不調に苦しみ、同期間内のリーグ戦取得ポイントはリーグ内14番目と2ヶ月前とは全く別のチームになっています。
〈抽選決定時の記事はこちら〉
irohasesun-fm-foot.hatenablog.com
対するマンチェスター・ユナイテッドは同期間内でリーグ戦12試合7勝4分け1敗勝ち点25で、圧倒的な連勝記録を続けるマンチェスター・シティの前に霞んでしまっていますがペースとしてはリーグ2位の成績なのでまずまずの調子といったところ。
得失点ベースで両チームを比較してみると
レアル・ソシエダ:9試合13ゴール14失点
1試合平均1.44:1.56
マンチェスター・ユナイテッド:12試合30ゴール13失点
1試合平均2.50:1.08
数字の上ではマンチェスター・ユナイテッドがこの対戦では主導権を握るであろう事が予想されるデータとなりました。
特にユナイテッドの得点力は秀でた数値を出しており、80秒で数的有利になったサウサンプトン戦の9ゴールというボーナスはあるものの10選手がゴールを記録してブルーノ、ラッシュフォード、マクトミネイ、マルシャル、カバーニと得点源が複数確保されているチーム状況なので、ファンとしてもユナイテッドの完勝を期待したくなります。
登録メンバーの変更
IN:カルロス・フェルナンデス(セビージャから完全移籍)
OUT:ウィリアン・ジョゼ(ウルブスへローン)
IN:ネイサン・ビショップ、フィル・ジョーンズ、アマド・ディアロ(アタランタから完全移籍)
OUT:ファクンド・ペリストリ(アラベスへローン)、ティモシー・フォス=メンサー(レバークーゼンへ完全移籍)、ジェシー・リンガード(ウエストハムへローン)、オディオン・イガロ(上海申花へローンバック。後にアル・シャバブへの加入が決定)