どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。
今回はUEFAヨーロッパリーグのトーナメントステージ初戦、ベスト32のマッチアップについて書いていこうと思います。
前回はチャンピオンズリーグについて取り上げてきましたがこちらも忘れてはならない注目の大会です。
カップ戦の優勝チームには翌年のチャンピオンズリーグのグループリーグ出場権が与えられるので、国内リーグでうまくいっていないチームなどが血眼になって勝利を狙いに行く必死さも注目してみると面白いかも。
トーナメント表
(参照:https://twitter.com/EuropaLeague/status/1338462693754286084)
ミランやレアル・ソシエダなど現在リーグ戦で首位に立っている好調なチームが顔を覗かせる一方で見覚えのないエンブレムがいくつかあるという方も多いのではないでしょうか。
ヨーロッパリーグでは普段目にすることのないリーグや選手のプレーを楽しむというのもオススメの見方の一つです。
私個人の記憶としては11‐12シーズンにマンチェスター・ユナイテッドがビルバオと対決して2戦合計5vs3で敗れたベスト16の対決カードでのオスカル・デ・マルコスのプレーが脳裏に強く刻まれています。
足が非常に早くSBと中盤の全ポジションをこなせるマルチロールだったので使い勝手も抜群ですし、ユナイテッドに加入してくれないかなぁなんて淡い希望を抱くこともありましたね。
この試合はある種のトラウマにもなっていたので、数年後にビルバオから上記の試合の中心選手の一人であったアンデル・エレーラが加入した際には、今度は味方として戦えるのだと、とても心強く感じた事を今でも鮮明に覚えています。
そんな苦い思い出もあるヨーロッパリーグですが、マンチェスター・ユナイテッドの対戦相手に選出されたクラブはある種最悪ともいえる所を引き当ててしまいました。
マンチェスター・ユナイテッドvsレアル・ソシエダ
(https://twitter.com/EuropaLeague/status/1338482846525222912より)
ラ・レアルことレアル・ソシエダは過去にフットボール・ジーニアスことデイヴィッド・モイーズ現ウエストハム監督が指揮を執っていた事もあるので、名前を付けるとすればモイーズ・ダービーでしょうか🤔
ユナイテッドに馴染み深い選手としては、アカデミー産の天才ドリブラー アドナン・ヤヌザイが現在所属しています。
今シーズンは流れを変えるカードとしての起用が多くファーストチョイスではありませんが、その中でも既にリーグ戦2ゴール1アシスト、xデータでは90分辺りのxG+xAが0.91とフル出場すれば大体1得点に絡む数値を示すなど、その才能は未だ健在。
ソシエダは13で勝ち点26と現在リーグ首位と正に絶好調のシーズンを送っています。
アトレティコが2試合少ない状態で勝ち点は並んでいるので実質的には2位相当ですが、それでもレアル・マドリーやバルセロナが不振に苦しむ中で前年より順位を上げてきた事には素直に称賛の声が送られるでしょう。
データを見てみると23ゴールはリーグトップで失点6もアトレティコに次ぐ第2位とユナイテッドにとっては見たくない数字が続いています。
xデータでもxG22.4はバルセロナに次ぐ2位、xGA10.2はアトレティコ、ビルバオに続く第3位と見た目だけではなく中身も伴っている良いチームですね。
ちなみにリーグ直近5試合は2勝3分け。
引き分け3つは11月29日のラ・リーガ第11節、対ビジャレアル戦から継続中、公式戦全体では11月26日のヨーロッパリーグ 対AZアルクマール戦から6試合連続ドローなので調子自体はやや下降気味ですが、実際に試合が行われるのは2月なのでこれを当てにすることは出来ませんね。
警戒選手はミケル・オヤルサバル
身長や利き足などからグリーズマン2世とも呼ばれるクラブのカンテラ一筋の若手スター選手をユナイテッドのDF陣が封じ込められるか否かがこのマッチアップの勝敗を左右うしそうです。
今シーズンもここまでリーグ戦13試合7ゴール2アシスト(うち5つはPK)とチーム一番のスタッツを残しており、移籍市場が開かれるたびに各国の強豪クラブが獲得する噂で持ち切りとなる人気銘柄でもあります。
Tranfermarkt.comによれば市場価値は6000万ユーロ。
チーム内では勿論ナンバーワンの数字で世界全体で見ても第49位に入る金額となっております。
こうしてデータを並べてみると非常に厄介な相手ですが私はポジポジユナイテッドファンなので2戦合計3vs2でユナイテッドが勝ち上がると予想します。
あとがき
前回から引き続きお届けした欧州コンペティション編でしたが、隅々まで語ろうとするといくら文字数があっても足りない気がしてきました。
私の力ではごく一部しか紹介することが出来ませんでしたが、一人でも多くの方の楽しみや参考になってくれたら幸いです。
お読みいただきありがとうございました😁
データ引用元
※記事内に登場するデータは2020年12月15日時点のものなので、最新とは異なっている場合もありますがご了承下さい