いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

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football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

【試合レビュー】勝敗を分けたボーンヘッド

オールド・トラフォードでのアーセナル戦は2006年以来負けていないそうで、確かに自分がユナイテッドを追いかけるようになってからアーセナルに対して嫌なイメージを持ったことがありませんね。

 

ファーガソン時代は本当に良い記憶しか無かったのですが、今の不安定なチーム状況だと正直楽観はできません。

 

youtu.be

 

 

 

スタメン

 

マンチェスター・ユナイテッド

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 (参照:https://formation-y.com/ja/formation/manchester_united.html)

 

ベンチ入り

ヘンダーソン、トゥアンゼベ、ウィリアムズ、マティッチ、VDB、マタ、カバーニ

 

ライプツィヒ戦で見せた4-4-2ダイアモンドをこの試合でも継続。

(ライプツィヒ戦の記事)

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

プレミアだとフレッジのエラーが多くなる傾向があるように見えるので、それを最小限に減らしたい。

 

正直もう少しメンバーを入れ替えてくると見ていたので予想が外れました。

 

ピッチ左側の守備が緩くなりそうな布陣なので 、ポグバが集中を切らさず攻守に貢献できるか否かで試合の結果が変わってきそう。

 

 

 

アーセナル

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(参照:https://formation-y.com/ja/formation/arsenal.html)


 ベンチ入り

ルナルソン、ムスタフィ、メイトランド=ナイルズ、ジャカ、セバージョス、ペペ、エンケティア

 

要警戒はティアニー-サカのホットライン

 

今季のアーセナルはこの左サイドからのチャンスメイクが大きな武器になっているので、ワンビサカを中心にきっちりとその芽を摘んでいきたい。

 

トーマスはユナイテッド加入の噂も以前から上がっていた選手なので、プレミアリーグでどのように進化を遂げるかとても楽しみにしています。

 

 

 

試合のあらすじ

3バックで試合に臨んできたアーセナルは前半開始直後からハイプレス発動。

 

ライプツィヒ戦をしっかり分析してきたようで、フレッジのパスコースをひたすら潰してそのパス能力の低さを表面化させました。

 

ユナイテッド側がポグバ、フレッジを中心にパスの乱れが目立っていたのも相まって、試合はアーセナル優勢で進みます。

 

フレッジは本当にプレミアリーグへ帰ってくると別人のようにプレーの質が落ちてしまいますね……。何がいけないのだろうか

 

しかし試合を支配するアーセナルもなかなかゴールに結びつく決定機を作り出せずに前半はスコアレスで折り返しました。

 

正直幸運でした。

思い切って後半頭からフレッジポグバの二枚替えでも良いくらい彼らのパフォーマンスは悪かったです。

 

フレッジに関しては守備面ではそれなりに貢献していたように思えますが、ビルドアップがとにかく雑。信じられないボールロストを複数回していたのでこれでは厳しい。

 

ポグバに至ってはピッチ上に漂う亡霊と化していました

 

 

後半に入ると今度はユナイテッドの逆襲。

 

中盤の2人(ポグバ、マクトミネイ)を前半よりワイドに位置取らせた事が効いてサイドからチャンスを作れるようになりましたね。

 

一番ゴールに迫ったのは53分、セットプレーからキャプテンマグワイアのヘディングでしたがこれは僅かにゴールの外。

 

 

このチャンスを生かしきれなかったユナイテッドは再び我慢の時間帯へ。

 

その最中の67分、ポグバがペナルティエリア内でベジェリンの足を踏み痛恨のPKを与えてしまいます。

 

これをオバメヤンが確実に決め、アーセナルにとっては大きい大きい先制点となりました。

 

80分台後半にはユナイテッドの押し込むタイミングがしばらく訪れましたがどれもゴールに結びつける事は出来ず、結局このまま0vs1で試合終了。

 

この試合のポグバを象徴するようなプレーがありました。

 

 

90分を過ぎた頃だったと思います。

LBのルーク・ショーがボール保持者でポグバはそのサポートに向かおうとするのですが、何故か相手DFの影に隠れる位置に居座り続け、そのやり取りが10秒以上続いてチャンス喪失。

 

ボールを持っていたショーは結局バックパスを選択せざるを得ませんでした。

 

ポグバはその後フォローへ向かう様子も無く最終的にはボールを外へ出してしまいチャンスの目が完全に立ち消え😇

 

 

 

データ

 

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シュート数はお互い一桁、枠内シュートは両チーム僅か2本と共に有効打を打ちきれない喉が詰まるような試合でした。

 

どのスタッツを見ても両チームの間に大きな差は無く、まさに一つのミスが勝敗に直結する結果になっています。

 

最近のポグバは本当に精彩を欠く試合が多すぎますね。

 

下記のツイートを見るまで全然気付かなかったのですが、なんとホームでのリーグ戦直近5試合で3回もPKを与えているらしい……

 

 

いくら並外れた才能があってもこれだけエラーをされては(°_°) 

 

チームの成績が悪くなる度に移籍を示唆するような発言も繰り返すので、正直私の中での彼への期待は底まで落ちてしまいました。

 

 

xデータ

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(参照:Manchester United 0 - 1 Arsenal (November 01 2020) | EPL | 2020/2021 | xG | Understat.com)

 

アーセナルPKを除くとxGは0.39:0.24とこちらでも決定的なチャンスに乏しい試合であった事が頷けます。

 

ユナイテッドで最もxGを稼いだ選手はCBのマグワイアで0.21。主にセットプレーからチーム最多の4本のシュートを放っています。

 

(オーバメヤンのPKを除くとxGでもマグワイアが両チーム最多でした)

 

中盤〜前線の選手は殆ど役割を果たせませんでしたね。

前半20分過ぎにポストを叩いたグリーンウッドシュートが唯一の決定機でした。

 

そして何よりこの試合のウィークポイントとなってしまったのがダイアモンドの両脇ポグバ、マクトミネイ。

 

いずれもシュートは0本。チャンスメイクの数値を見てもキーパスが1本ずつでxAがポグバ0.03、マクトミネイ0.01と全く持って機能不全でしたね。

 

マクトミネイに関しては守備での貢献があったのでフレッジ同様一概には批判出来ない部分もありますが、ポグバは重症かもしれない。

 

機械採点サイト"Who Scored"の数値を見てもポグバは両チームワーストの5.8(10点満点)と低い評価を下されています。

 

 

感想

最初に書いた事がまさかのフラグになってしまった😰

 

ポグバはムラが激しすぎて今のままでは主戦として使うのは無理かもしれない。

 

試合途中からジョーカーとして使うのがチームにとって一番良いと思います。

 

それと前線2枚で組ませた時ラッシュ-グリーンウッドだとどちらも楔になれないので今日はカバーニ先発が正解の択だったのかな。

 

オープンプレーでもセットプレーでもブルーノ依存が強すぎて彼が長期離脱でもするようなら本当にボトム10でシーズンを終えても何ら不思議ではないと思う。

 

特効薬はないので出来ることを確実に。

とりあえず次のCL第3節 vsイスタンブールBBSK戦を勝ちで終えてある程度リーグに集中できるようにして欲しい(;o;)

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m