こんにちは、いろ覇です
8月残り2試合、カラバオカップ2回戦とリーグ戦対ブレントフォード戦を残すのみとなりました
それではカップ戦から
VS Morecambe (H)
優位が見込まれる相手だったのでユースチームから3人抜擢しています
注目はCBのブキャナン(Buchanan)
彼ははSibleyやKnightと同じ2001世代の有望株でそう遠くないうちにトップチームへの昇格があるかもしれない。
身長が175㎝とCBとしては低いので将来的にはLBで起用を考えています
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ハイライト
試合開始5分、後ろからのパスを受けたSibleyが振り向きざまに左足を振りぬく
ボールは綺麗な弧を描きゴール右隅へ吸い込まれました。
Sibleyの個人技でダービーがあっさり先制
以後は互いに精彩を欠き、試合は動かずタイムアップの笛が鳴りました
結果
スコアは物足りないものの、相手にほとんどチャンスを与えずダービーは試合を支配し続けました。
データマップをみても相手陣内の広い範囲が赤く染まっており、メンバーを落としても質を維持して勝利できたことはポジティブにとらえていきたい
また、細かい点の位置はポジションごとの90分平均の位置取りなのですが、相手陣地に点在する数を比較してもその結果が顕著にあらわれていますね
ただ、やはり相手左側、、、こちらの右サイドで自由を与えてしまっている点は変わらず……
第6節 VS Brentford (A)
ロンドン・ヒースロー空港にほど近い場所に本拠地を持つチームで、2012年に元プロギャンブラーのMatthew Benham氏がオーナーに就任してからはMLBで起きたデータ革命を参考にチームの劇的な改革を進めていきました。
データ革命についてはこちらで少し触れています
irohasesun-fm-foot.hatenablog.com
主な改革としてはセットプレー専門のコーチを雇ったり(その方はアルテタ監督に口説かれアーセナルに引き抜かれてしまいましたが)、クラブの下部組織を撤廃し、代わりに他チームで戦力外になった10代の若手を中心に構成するBチームを新たに創生するなど、これまでのフットボール界の常識を覆すアプローチで話題を集める今注目のクラブです。
前線の3トップ(Benrahma、Mbeumo、Watkins)の強力なコンビネーションが彼らの最大の魅力でその頭文字からBMWと称されるチャンピオンシップ最強のアタッカー陣を擁しています
メイン戦術の4‐1‐2‐3では相手の波状攻撃に耐えきることができないと判断したのでこの試合では4‐4‐2を採用。
メンタリティはバランスで入り試合展開を見て慎重、ポジティブに逐次修正していきます。
スタメン選出メンバーは運動量重視でベテランのRooney、Huddlestoneはベンチから戦況を見守ってもらうことにしました。
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ハイライト
試合は開始直後からハイテンポで進み両者カウンターの応酬が続きます
動きがあったのは10分、Waghornが背後から危険なスライディングで倒されFKを得ます
このプレーで相手CBのJanssonは一発レッドカードを提示され退場。
圧倒的不利が予想されていたダービーに思わぬプレゼントが舞い込みました
しかし先制したのはブレントフォード
このFKは壁に当たり後方でフォローに回っていたKnightがライン際で拾います
一方ボールを収める瞬間をハイエナのごとく待ち構えていた相手ウイングのBenrahmaはこの機にすかさずプレッシャーをかけボール奪取に成功
これはDFにあたり難を逃れますが、こぼれ球にすぐさま反応したブレントフォードの選手がごっつぁんゴールを決め一人少ない相手に先制を許してしまいました
GKのRoosが素早くチャージをかけていれば防げた失点かもしれません
相手が一人少ない千載一遇の状況で負けるわけにはいかないダービーはラインを上げ、チームのメンタリティも攻撃的に切り替え決死の反撃を開始します
この判断が死闘の幕開けとなりました
まずは同点に追いつきたいダービー
指示変更後、高い位置を取り続けていたLBのLoweがサイドを抉りエリア内まで侵入し中のLawrenceにマイナスのパス。
Lawrenceはこの厳しい角度から強引にファーサイドへのシュートを選択しますが中の密集地域でボールは敵味方両方に当たり二転三転した後、黄色で囲った誰もいないスペースへ転がります。
先ほど無茶なシュートを放ったLawrenceがその穴埋めとばかりにボールへ誰よりも早く反応しこぼれ球を自ら決め、ダービーが同点ゴールをあげました
最初のシュートチャンスでニアサイドを狙えば素直に決まっていた気がしなくもない……
この勢いで試合を決めてしまいたいダービーは前半アディショナルタイム、
Loweのスローインを受けたWaghornが後ろへ引く動きで相手DFのマークを交わしたLawrenceへ絶妙なパス
Lawrenceは先程の鬱憤を晴らすかの如く今度はニアサイド、ゴール左上隅のアンタッチャブルなゾーンへ強烈なシュートを突き刺し値千金の2点目!
これには現実世界では高い評価をもらい、プレミアリーグへの個人昇格も噂される名手Rayaもお手上げでした
神様仏様Lawrence様、先ほどの無礼をどうかお許し下さい<( _ _ )>
後半開始間もない53分には、攻撃の圧力を強める為にピッチへ投入したRooneyのパスを受けた右サイドハーフHolmesがWaghornへピンポイントクロス。
Waghornは水を得た魚の如く完璧なジャンプヘッドでこれに合わせ勝利を大幅に引き寄せる最高の追加点がダービーに生まれました
勝利ムードが漂い始めたダービーイレブンですが、2点のビハインドを負いリスクを背負ってでも点を取りに行こうと捨て身の攻撃を始めたブレントフォードに気圧され、一転して劣勢に立たされる時間帯が続きます。
そのプレッシャーからか、思いもよらないミスで痛恨の失点を許してしまいました。
70分、持ち前の身体能力でDFを抜いたBMWの一角 Mbeumoが放ったシュートはキーパー正面へ。
相手のミスに助けられなんとか危機をしのいだと安心しかけたその時!!
なんとGKのRoosは正面のボールをセーブすることが出来ず、ボールは彼を通過しそのままゴールラインを割ってしまいました……
アップにして確認してみましょう
な・ん・で・そ・う・な・っ・た
珍プレー集に登場しそうな致命的エラーで試合の様相は一気にブレントフォードに傾きます。
この失態に指揮官は正直フリーズしかけましたが、なんとか意識を取り戻してフィールド上の選手に気合を入れるよう檄を飛ばしました。(集中しろ、前に行け、などのざっくりとした指示を選手に与えることが出来るコマンドがこのゲームには存在します)
その後の20分強はハラハラしながら見守っていましたが、なんとか一点のリードを守り切りダービーが敵地での勝ち点3奪取に成功しました。
結果
スタッツはボール支配率を除きほぼ互角
一人少ない状態でこれですから完全体ならまず負けていた試合ですね
この試合でRB兼CBのバックアップのWisdomが戦列復帰を果たしました
右サイドは常にウィークポイントだったのでこのニュースは本当に嬉しい
得点機会の詳細↷↷↷
青=ダービー 赤=ブレントフォード
- 11VS10の数的優位な状態でこれだけ期待値の高い位置からシュートを許してしまった守備については改善の必要あり
- 枠内シュート数でチャンピオンシップNo.1の攻撃陣相手に上回ったのは良し
本当に疲れる一戦でした。
次にブレントフォードと当たるときはボコボコにされそうで怖いですT_T
それではまた