いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

いろ覇のFM新参者~フットボールの虜

football managerというシミュレーションゲームであれこれやっていきます。気付いたらユナイテッドの事ばかり書いてます

ブルーノ・フェルナンデスのPKの傾向

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

直近のフットボール界はエル・クラシコの話題で持ち切り。

肝心の試合はと言えば雷鳴の響く激しい雨の中レアル・マドリーが2vs1で勝利しましたがこのブログでは普段通りプレミアリーグ、そしてマンチェスター・ユナイテッドにまつわる事柄を触れていきます。

 

 

 

はじめに

 

今回はマンチェスター・ユナイテッドのエース、ブルーノ・フェルナンデスのペナルティキックに焦点を当てた記事となります。

最近の試合でブルーノのPKについてGKに読まれているケースが多い様に感じたのでユナイテッド入団後のキックを全て見返してみて何か特徴があるのかどうかを調べていきます。

 

対象期間はマンチェスター・ユナイテッドでの初出場となった2020年2月1日のウルブス戦から今日2021年4月11日までとなります。

 

 

試行回数20回(蹴り直しを入れると22回)、65%が左下へのキック

 

まずは全てのPKを表にしてみました。

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およそ1年と2ヶ月の間に20回ペナルティキックを蹴って失敗は僅か1度、成功率は95%とPKの名手と言える好成績をマークしているブルーノ。

 

PKの成功率は平均するとどのコンペティションでも70%台後半から80%強の間に収まるので、彼はPKを得意にしていると判断していいと思います。

 

また、ゴールマウスを縦に2分割するとゴール上部へ蹴ったのは昨シーズンのELセビージャ戦、そして今シーズンのPLブライトン戦、WBA戦の3度のみで基本的にはグラウンダーか低い位置を狙ったキックを試みている事も分かりました。

 

さらにハッキリとした傾向が現れているのは真ん中上、真ん中下へのキックがこれまでに1度も記録されていない事です。

これはGKの動きをギリギリまで見定めて反対方向へ蹴ろうとするブルーノのシュートモーションが絡んでいるのかもしれません。

 

という事でキックの方向について円グラフ化してみる事に

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圧倒的左下。

全20回中13度は左下へのシュートで特に直近5回はいずれもこのコース。

マンチェスター・ダービーグラナダ戦と2度続けてGKにコースを読まれてボールに触れられているのもおそらくこの傾向から飛ぶコースを最初から決めていたのでは。

 

また、PK研究の権威が語る、奥深き世界「ゴール上隅に飛んだPKのストップ率は0%。だが…」 | REAL SPORTS (リアルスポーツ) | スポーツの"リアル"を伝えるという記事によればGKはライン上の中心から少しだけ左右どちらかにズレる位置取りをする事によってキッカーをある程度の割合でコントロールできるという研究結果があるそうなので実際に確かめてみたところ、確かにグラナダ戦ではGKのルイ・シルバがややゴール右側に寄っているように見えたのでやはり左下に誘導していたのかもしれない。

 

 

ブルーノの強みはシュートモーション、シュートコースと2度GKに選択を迫る事が出来る点にある?

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ブルーノのペナルティキックで一番特徴的なのはキックの直前に挟むステップ。

主にGKのタイミングをずらす目的でやっていると思うのですがこの動きは保険にもなっています。

 

例を挙げるとCLパリ戦、続くPLのWBA戦ではどちらも一度GKにコースを完璧に読まれてしまいセーブされてしまうのですがVARの結果ブルーノがボールを蹴る前にGKがゴールライン上から外れてしまったという判定でどちらも蹴り直しとなり2度目はいずれのケースでも成功させています。

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(参照:Highlights | Rashford wins it late in Paris again! | PSG 1-2 Manchester United | Champions League - YouTube)

 

平均的なキッカーの場合GKが選択を迫られるのはシュートコースとその威力ですがブルーノの場合には更にキックに至るまでの助走パターンが数種類存在しているので仮にコースを読むことが出来たとしてもタイミングを外される、またはタイミングを合わせる事には成功しても届かない場所へ蹴られてしまい結局彼の術中にはまるという場面を何度も見ています。

 

これまで確認されているPKのパターンは通常通りの助走、上記のステップありパターン、助走なしのノーステップキックの3種類です。

 

因みに彼が唯一失敗という結果を公式記録に残したニューカッスル戦ではこのステップは無く通常通りのキックでした。

 

 

 

ここまでは彼のPKを褒めたたえるような内容でしたが個人的にはあまり真似しない方がいい蹴り方だと思っています。

余程の技術がないとあの蹴り方でコースと速さを維持したシュートを撃つ事は……

ステップをいれてコントロールと威力を保つ事は容易ではなく、基本的にペナルティキックはシュートスピードが速い方が例えコースを読まれたとしても得点になるケースが多いです。

 

また、最も重要になるメンタルの強さという面においてもこれを実際の試合でやってのけるタフさを兼ね備えるプレイヤーはそう多くないのでは。(ブライトンの事を言っている訳ではありません🙄)

 

 

≪追記≫初めて真ん中に蹴ったキックは失敗に終わる

 

ユナイテッドでの通算成功率は21/23(2021-09-27時点)

 

この記事を書いてから5ヶ月以上が経過し、20/21の続きで2回、そして2021年9月25日のランチタイムキックオフのアストン・ヴィラ戦、ユナイテッドでの2度目のPK失敗を喫してしまいましたが、依然として成功率は9割越え。

 

ELローマ戦では左上、昨季のヴィラ戦(A)でもお馴染みのステップを入れたキックを右下に決め、左右への蹴り分けを徹底していたように見えたブルーノ。

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ただ、直近の21/22 vsヴィラ(H)では、自身のチャンスメイク(キーパス10回)がいずれも得点に結びつかなかった苛立ちかそれとも直前にエミ・マルティネスに挑発を受けて平常心を失っていたのか、或いはまんまと相手の術中にハマり2コートを何度も行き来する疲労度の高い試合展開が招いた結果かは本人のみぞ知るところですが、彼はユナイテッドでは初めて中央上部へのキックを狙いコントロールし切れずボールはゴールマウスを飛び越えて観客席へ消えてきました。

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私にはこの失敗を以ってブルーノへ過剰な批判を飛ばすつもりは毛頭ありません。

上述のように、PKテイカーの成功率は8割後半でも十分名手とされるレベルで、逆にいえばこれまでの彼があまりにも卓越しすぎていたくらい。

 

"Nobody is more frustrated and disappointed than me for missing the penalty and the consequent defeat. I've always assumed my responsibilities and I've always embraced them under pressure in moments like this. Today, I failed. But I took a step forward and faced the challenge with the same ambition and responsibility as when, on the many other occasions, the ball ended up in the net. Criticism and contrasting opinions are a big part of football. I've learned to live with it, even using them to drive me on, and I consider it all a very important part of my commitment to never stop trying to improve and to become the best player I can possibly be, for me and the team."
(PKを外してしまったこと、そしてその結果としての敗北について、私ほど悔しくて残念に思っている人はいないでしょう。常に私は自分の責任を負い、このような時にはプレッシャーを感じながらもそれを受け入れてきました。今日、私は失敗しましたが、歩みを進めてボールがネットに収まったときのような野心と責任感を持ってこの挑戦に臨みました。 批判や対照的な意見は、サッカーの大きな部分を占めています。私はそれらと共存することを学び、自分を奮い立たせるためにも利用してきました。そしてそれは、自分とチームのために、常に向上心を持ち続け、可能な限り最高の選手になることを約束するための重要な要素だと考えています。)


"Today I once again took the responsibility given to me almost since joined United and I will take it again without any fear or dread whenever called upon. The most important thing for me is to win together and I'll always do everything I can to help my teammates and the club to be the best we can be. Thank you for all your support after the final whistle! Hearing you chanting my name in the stadium was very emotional... I will come back stronger for me, because these are the standards I hold myself to, but most of all for my teammates and our fans who have always supported."
(今日、私はユナイテッドに加入して以来ほぼ毎回与えられてきた責任を再び果たしました。そして、いつ呼ばれても恐れることなく、また責務を果たすつもりです。 私にとって最も重要なことは共に勝利することであり、チームメイトとクラブが最高の状態になるように常に全力を尽くします。 最後のホイッスルが鳴った後、たくさんのご声援をありがとうございました。スタジアムで皆さんが私の名前を唱えているのを聞いてとても感動しました。これは私が自分自身に課している基準なので、自分のためにも、そして何よりもチームメイトやいつも応援してくださっているファンのためにも、より強くなって戻ってきます。)

-Bruno Fernandes公式Twitter(@B_Fernandes8)より引用-

 

試合翌日に本人のSNSに投稿された文章にもある通り、本人は既に前を向いてこの経験から更にプレイヤーとして成長を続けるはずでしょうから引き続き1人のファンとして微細ながら彼をサポートし続けていきたい。

 

 

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CLヤングボーイズ戦のミスを次のPLウエストハム戦で取り返したジェシー・リンガードのように、ミッドウィークのCLビジャレアル戦でブルーノの得点・アシストが見れることを期待しています。

(リンガードのエラーに関しても真っ先に言及してチーム全体の問題と彼をフォローしてくれたブルーノ。今度は皆が彼を支える番です)

 

 

【試合レビュー】試合を決めたリンデロフのロングパス。一方で2ndLegは主力3名を累積で欠くことになり一抹の不安も

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

先週末のリーグ戦はホームスタジアムオールド・トラッフォードでブライトンに対しウェルベックの恩返し弾で先制されるも後半に2点を奪い逆転勝利を収めたマンチェスター・ユナイテッド

 

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

今回はスペイン、アンダルシア地方に位置するグラナダに本拠地を置くCFグラナダとのヨーロッパリーグベスト8の決戦。

下馬評はユナイテッド有利との見方が強いですがこのチームはトーナメントでナポリ、そしてスールシャール監督の古巣モルデを下してきた実力派チームなので油断せず臨まなければ足元を掬われるかもしれません。

 

 

 

試合プレビュー

 

第1戦はグラナダのホーム開催でベスト32のレアル・ソシエダ戦とは違いスペインに入国出来るという事でユナイテッドは彼らのホームスタジアム、ヌエボ・エスタディオ・デ・ロス・カルメネスに遠征します。

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そんなグラナダは現時点でラ・リーガ最多失点とお世辞にも堅いとは言えない守備なので引いて守るというよりは撃ち合いになる可能性が高くなると予想されます。

 

グラナダはモルデ戦セカンドレグから3試合連続敗戦中でチーム状況は下降線。

トップスコアラーはプレミアリーグにも在籍経験のあるレアル・マドリーカンテラ育ちのロベルト・ソルダード

ガレス・ベイルルカ・モドリッチの残した莫大な移籍金収益で加入したトッテナムでは活躍出来ませんでしたがラ・リーガでは二桁ゴール6度、通算123ゴールをマークするスコアラーなので警戒すべき選手。

 

怪我人はアルベルト・ソロ、ペペ・サンチェス、そして腓骨骨折で長期離脱中のネイデル・ロサーノ、筋肉系の怪我で1月から戦列を離れているルイス・ミジャ。

 

 

一方のマンチェスター・ユナイテッドU-23を主戦場にするウイングストライカー、アンソニー・エランガがこの試合に向けて新たにBリストに追加されアマド、ショレティレに続き出場機会を得る事になるかもしれません。

 

怪我人はフィル・ジョーンズアントニー・マルシャル。

2月より離脱していたフアン・マタはスペイン遠征のメンバーに入っているのでおそらくこの試合でスカッドに復帰する事になるでしょう。

 

 

スタメン

 

グラナダ

 

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 ベンチ入り

2フルキエ、3Nペレス、6G.サンチェス、7L.スアレス、8エテキ、11マチス、13エスカンデル、23J.モリーナ、31A.ファブラガ 

 

欠場も予想されていたLBのカルロス・ネバは先発出場。

プレミアリーグファンに馴染みがある選手はソルダードケネディ、そしてマン・シティが大量に抱えるローン選手の1人ヤンヘル・エレーラ辺りでしょうか。

 

リヨン、ローマ、セビージャと名門を渡り歩いたマキシム・ゴナロンもスタメン出場。

 

コンタクトの激しいフットボールが持ち味なのでユナイテッドの選手はそのプレッシャーに気圧される事のないように注意したい。

 

 

マンチェスター・ユナイテッド

 

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ベンチ入り

7カバーニ、8マタ、13グラント、17フレッジ、19アマド、26D.ヘンダーソン、27テレス、31マティッチ、33B.ウィリアムズ、34ファン・デ・ベーク、38トゥアンゼベ、56エランガ 

 

エランガは背番号56を背負い初のトップチームベンチ入り。

今シーズンはU-23で順調な滑り出しを見せたものの、1月のレスターU-23戦で鎖骨を骨折して長期離脱を余儀なくされていました。

まだ復帰したばかりで実戦感覚が伴っていない状況なので出場機会があるにしても殆どATの顔見せ程度だとは思いますが彼を出せるくらいの圧勝でこのアウェイマッチを乗り切りたい。

 

中盤の組み合わせはマクトミネイ‐ポグバ

俊敏さという意味ではやや不足しがちですがコンタクトの強さはナンバーワンの組み合わせだと思うので理にかなった選出。

 

 

試合内容

 

やはり序盤からアグレッシブな試合展開となり、キックオフからの最初のワンプレーでグラナダはユナイテッド陣内深い位置まで侵入し容易な試合にはならないと予感させる始まりでした。

 

対するマンチェスター・ユナイテッドは5分にポグバがカウンターで中央を持ち上がり左のやや真ん中寄りを爆走するラッシュフォードへ完璧なスルーパス

 

ようやくユナイテッドがらしい攻撃をみせたその直後、ふと画面を見渡すと全裸男がピッチに侵入していました。

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最初は目を疑ったのですが確かにそこには衣服を纏わず何の意図があったのかもよく分からない人間がピッチを横断していたので丁度グラナダスローインのタイミングという事もありしばらく試合は中断。

 

たまたま何も武器を持っていない変質者だからまだよかったものの、もしこれがテロリストであったならば大問題に発展しかねないので会場の警備はもっと強化して……

 

 

その後はミドルサードでの主導権争いで事前予想通りラフプレーとも言えそうなくらい激しいコンタクトを仕掛けてくるグラナダの前にユナイテッドはやや押され気味の展開が続きます。

 

その中でも27分のチャンスはマクトミネイの楔のボールがキッカケとなり左サイドを崩して最終的にはラッシュフォードにペナルティボックス角の位置からチャンスが生まれて久々のシュート。

直後のプレーでグラナダはカウンターからワン=ビサカの背後を狙ったロブパスでケネディがやや角度のない位置からボレー。

 

30分、グラナダの攻勢は続き、カウンターからユナイテッドの左サイドを崩すとベテランFWソルダードに決定機が生まれますがシュートはサイドネットでほっと一息。

 

 

リンデロフ、やればできる男

 

ソルダードのシュート後のユナイテッドのゴールキックで始まったプレー。

リンデロフがボールを保持すると同時にラッシュフォードは裏抜けの準備を始め、次の瞬間にはこのスウェーデン代表CBのロングパスが前へ駆けるラッシュフォードの元へ。

 

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ボールを受けたラッシュフォードのトラップも見事なもので、次のシーンではあっという間にユナイテッドの先制点が生まれていました。

 

今シーズンのリンデロフは昨年12月17日のプレミアリーグ第13節、シェフィールド・ユナイテッド戦でもラッシュフォードへのロングパスでアシストを記録しているのでこのプレーは計算されたものである可能性が高いと思います。

 

 

また、丁度2日前のチャンピオンズリーグベスト8レアル・マドリーvsリバプール戦でのヴィニシウスの1点目と状況が似通っていたので、SNS上ではそのパスを出したト二・クロースとリンデロフを比べるような声も挙がっているようです。

(動画内最初の得点シーンが該当プレー)

 

 

セットプレーは相変わらず怪しい

 

先制に成功したユナイテッドですがグラナダのセットプレーの豊富さにてんやわんやという場面が幾度も見られ、41分にはユナイテッド陣内左サイドのやや遠めの位置からのFKで大外の選手目掛けてフィードが送られそのままポスト直撃のシュート性クロスを打たれた危ないシーンもありました。

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更にこの直ぐ後のコーナーキックでもクリアミスからソルダードにフリーでシュートを撃たれる(なお枠外)などグラナダもセットプレーに関してのユナイテッドの脆さという一点を集中狙いするような形で準備してきた事が頷ける時間帯でした。

 

前半終了間際のラストプレーではユナイテッドにカウンターチャンスが生まれるも、ラッシュフォードからボールを受けたグリーンウッドはシンプルにシュートを撃てばいい場面でドリブルを選択して結局この好機を生かせず。

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ショー→テレス、アタッカー陣のポジション等変化を加えて後半開始

 

この試合の主審ディアス氏は普段ポルトガルリーグで審判をしている人物で今シーズンは1試合平均イエローカードを4.43枚出しているかなりカードの出やすいレフェリーで、実際に前半もユナイテッドのファウルはかなり厳しく取られてポグバ、マクトミネイ、ショーの3名にイエローが提示されています。

 

試合後のスールシャール監督のインタビューによれば”万が一を考えた”とのことで後半頭からショーに替えてテレスを投入。

更にブルーノを除く前線3人の配置も変化を加え、ラッシュフォードが1トップ、ジェームズを左に移して空いた右サイドにグリーンウッドを持ってきていました。

 

ブライトン戦ではスカッドから外れていたテレスですが、52分にジェームズが獲得したFKのチャンスで早速得意のプレースキックからゴールを脅かすボールを供給して長所をアピール。

 

58分にはマグワイアが中央をスルスルとドリブルで駆け上がり最後は自らミドルシュートでこの日ユナイテッドCBにあまりプレッシャーをかけてこなかったグラナダを牽制。

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前半はユナイテッドを押し込む時間帯も多かったグラナダですが後半はあまり良いところがなく、折角チャンスが訪れても主に左サイドのケネディがセルフィッシュで無茶なシュートを放ってフイにするなど自滅するシーンが目立ちました。

 

そして彼らにとって最大の不運だったのはこの日のリンデロフ‐マグワイアのハイパフォーマンス。

グラナダの選手には純粋な速さ・強さを持っている選手がいなかった事もあり、この両CBはそれほど苦労せずに対処出来た事も作用したのか素晴らしい安定感を90分通して発揮していました。

 

 

待望の追加点はグラナダのラフプレーから

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起点になったのは途中投入エディンソン・カバーニポストプレー

彼のボールキープからテレスにボールが渡り、黄金の左足から放たれたクロスは得点に直結しませんでしたが一連の流れの中で86分にピッチに入ったばかりのグラナダ8番エテキがブルーノの顔を手で突き飛ばすボーンヘッドでユナイテッドはPKを獲得。

 

ブルーノのキックはこの日も方向を読まれてしまいましたがボールはGKの脇下をすり抜けてゴールネットを揺らしています。

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マンチェスター・ダービーでも左に蹴ってエデルソンにコースを予測されていましたが、確かにブルーノのPKは左に強いグラウンダーを蹴る事が多い気がするので彼のPKのコースに関して一度注目して見ようと思います。

 

試合は0vs2でアウェイのマンチェスター・ユナイテッドグラナダに勝利。

 

動画ハイライト

 

 

ゴール⚽

31分:ラッシュフォード(👟リンデロフ)

90分:ブルーノ・フェルナンデス

 

交代選手

グラナダ

54分 in:G.サンチェス out:ドゥアルテ(負傷交代)

74分 in:フルキエ out:C.ネバ

75分 in:マチス out:ケネディ

86分 in:エテキ out:ゴナロン

87分 in:L.スアレス out:ソルダード

 

マンチェスター・ユナイテッド

46分 in:テレス out:ルーク・ショー

66分 in:カバーニ out:ラッシュフォード

74分 in:マティッチ out:ポグバ

85分 in:ファン・デ・ベーク out:グリーンウッド

 

 

データ

 

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シュート数はグラナダ11本、ユナイテッド13本で枠内は共に3つと表面上はそれほど差が無いように見えますが先ほども言及した通りホームチームはゴールから遠い位置でも強引にシュートを選択しているシーンが多くxGを見ると0.3:2.0と差が開いています。

 

そしてMVPは文句なしでヴィクトル・リンデロフ

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先制点のアシストは彼の視野・パスレンジの広さがもたらしたゴールでした。

マグワイア加入後はあまり攻撃的なボールを供給しなくなっていましたが今シーズンは以前のように後方から得点に繋がるキラーパスを出す積極性が戻りつつあります。

守備面ではグラナダが彼を警戒したのか或いは偶々なのかデュエルは殆どありませんでしたがクリア4回はまずまずの数字。 

 

 

そしてマーカス・ラッシュフォードはこの試合の先制点で今シーズンの公式戦通算ゴール数が20に達し、ユナイテッドで2シーズン続けてこれを達成したのは08-09、09‐10のウェイン・ルーニー以来11年ぶりとのことで名実共にクラブ史に残るスコアラーになりました。(リーグ戦10ゴール、チャンピオンズリーグ6ゴール、ヨーロッパリーグ2ゴール、FAカップ&カラバオカップ:1ゴール)

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あとがき

 

スコア的には快勝のマンチェスター・ユナイテッドですが気がかりなのは主力の累積警告がここにきて積み重なったこと。

 

オールド・トラッフォードで行われる2ndLegにはマグワイア、ショー、マクトミネイの不動のレギュラー3名を欠くことになり、アウェイゴール2つのリードがあるので殆ど可能性は無いと思いますが試合の入りで緊張感のないプレーを連発してしまうようならもしかしたらがあるかも。

 

逆にCB4番手とバックアッパーに甘んじているアクセル・トゥアンゼベにとっては再び信用を取り戻す絶好の機会なのでCLパリ戦のような輝きを見せて欲しい。

 

 

一方でホームで敗戦してしまったグラナダの方もCBの要ドミンゴス・ドゥアルテが後半序盤のアクシデントで負傷交代してしまったので元よりこのポジションの怪我人を多く抱えている状況に更なる試練が降りかかる形に。

 

 

ユナイテッドの次の試合は日本時間4月12(月)0:30キックオフ予定のプレミアリーグ第31節トッテナム戦。

前回対戦ではマルシャルがエリック・ラメラの挑発に乗ってしまい、試合の3分の2を1人少ない状態で戦わざるを得なかったユナイテッドは1vs6で大敗しているので何としてもリベンジを果たしたい1戦です。

 

早速トッテナムの指揮官で前ユナイテッド監督のジョゼ・モウリーニョは舌戦を仕掛けている様子。

www.nikkansports.com

彼は監督もプロフットボールというショーの一員である事を意識したコメントを発してくれるので記者やファン目線で見ると見ていて飽きない魅力的な人物ですね。

個人的にトッテナムで注目しているのは前節ニューカッスル戦で2つの致命的ミスを犯したダビンソン・サンチェスを起用するのかそうではないのかという判断。

 

日程的には相手側が大きく有利ですが絶対に勝たねばならない試合。

 

【Rocket League】ロケットリーグ新シーズン開幕

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

最近はウマ娘ばかりでこちらに関しては放置気味だったのですがシーズン2が終わり新しい区切りが始まったので少し変化を見ていこうと思います。

 

 

 

 タイトル画面やメニュー画面のグラフィックが大きく変化

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正直タイトル画面は以前の方が好みではありますがこの新画面も時間が経てば愛着が沸くかもしれない。

色味的にはこれまでより原色に近い明るい色が多く使われており、カッコよさというよりは見やすさを重視しているように見えます。

 

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こちらに関してはよりポップなデザインに変化して見やすくなったので結構好感。

シーズン2のスクショを取っていなかったので比較は出来ませんが視覚的にも以前より優しくなったように感じているのでそれもGood👍

 

"カジュアル"のデザインにも描かれているFennecは運営側も推している車体なのでしょうね。(入手難易度を下げてくれ……)

 追加モードのデザイン特にランブルの絵がお気に入りです。

 

 

ブループリントの下取りも出来るように

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非公式の外部トレードサイトを使用しなければ殆ど所持している意味が無かったブループリント達もアイテム化しているもの同様に5つ選択して1つ上のレアリティの中からランダムで輩出される下取りシステムの対象になりました。

勿論出てくるのもブループリントなのでそのままでは使い物になりませんが持ち腐れになるよりはマシだと思います。

 

 

自身のロケリ近況

 

車体も一時はDominusやEndoを試してみたりしたのですが結局Octaneが一番使いやすいという結論に至り、最近プレーする時はマッチは殆どやらず専らトレーニングでエアドリやフリップリセットの練習中。

 

ボールに密着した空中プレーで大事になるのがトルネードスピン(左右どちらかのエアロール+反対側の進行方向入力)だという事が分かってきたので少しばかりではありますが曲芸っぽいプレーも出来るようになってきました。

45度程度車体をスピンさせた状態でボールの真下に入る事が出来るとそのまま密着状態で移動できるのでこれを使って車ごとゴールに突撃するのが最近のツボ。

 

そしてプロプレイヤーがほとんどゲームパッド勢という理由もおそらく空中制御の難易度だという事も自ずと分かってきました。

キーボードだとエアロールボタンはデフォルトでQとEキーに設定されているのですがD+QまたはA+Eという入力は中々安定させる事が難しく、特に展開の速い試合だとうっかり他のキーを押してフリップが発動してしまったりするので中々使えるタイミングがありませんでした。

 

 

余談ですが、野良で試合をする時はキックオフ時のセカンドになった際の動きが最もプレイヤーの信用度を判定するのに適したプレーだと思います。

セカンドを放棄して100ブーストを取るプレイヤーの場合は大体守備意識やポジショニングに難のある事が多いので自分がGKになったつもりで位置取りをしないとあっという間に複数失点。

逆にここをしっかりやってくれる人は攻守の切り替えもそつなくこなしてくれるので上手くサイクルを回して波状攻撃をかけやすい。

 

基本的にブーストが切れたら補給する為に自陣へ帰還するという意識をもって全員がプレーすると自然にサイクルが形成されるので試合ではこれを心がけています。

 

 

 

功労者との適切な付き合い方(デヘアに関して)

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

 

先日、マンチェスター・シティの象徴セルヒオ・アグエロが今季限りでクラブを退団し、その栄誉を称えて銅像を建てる事が発表されましたが同じくマンチェスターに本拠を置くマンチェスター・ユナイテッドでも功労者であるダビド・デヘアに関して周辺が騒がしくなってきたようなので今回はそちらをテーマに。

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ダビド・デヘアは現在の扱われ方に不満を抱いている?

www.manchestereveningnews.co.uk

 

地元紙マンチェスターイブニングニュースではユナイテッドの関係者がスールシャール監督とデヘアとの間で軋轢が生じていると語った事が掲載されており、同記事によれば昨年11月21日のプレミアリーグ第9節、対WBA戦の時点で指揮官はデヘアをベンチに置いてアカデミー育ちでイングランド代表の常連になりつつあるディーン・ヘンダーソンをスタメンに抜擢しようとしていて、これをデヘアに伝えた所このスペイン代表GKは不快感を示したため急遽彼をスタメンに戻したのだとか。

 

また、今年2月28日のプレミアリーグ第26節、対チェルシー戦でも同様にヘンダーソンの抜擢を考えていたものの、こちらもデヘアが不満を漏らしたので以下同文。

 

その後彼はパートナーの出産に付き合う為に4試合欠場しましたが、この間に出場機会を得たヘンダーソンが好パフォーマンスを見せたので復帰後のブライトン戦でもこの若きホープが起用されています。

この試合後に行われたインタビューでスールシャール監督自身もこの2人の状況について言及し「ニュースになる事は分かっているし、しばらく経てばその新聞はフィッシュアンドチップスの包装紙になるだろう」とジョークを交えつつこの報道について問題はないというアピールをしています。

 

 

今季のパフォーマンスは完全にヘンダーソン>デヘア

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デヘアをスタッツで見ていくと17‐18シーズンを境に過去3シーズンは下降線を辿っていて今シーズンのプレミアリーグではセーブ率67.5%と下から数えた方が早い位置にいる状態なので不安定なパフォーマンスと言わざる得ません。

 

そしてディーン・ヘンダーソンの残しているスタッツが信じられないレベルで優秀という事もあってスールシャール監督の中で序列が逆転している事に関しては特に不思議ではないです。

ヘンダーソンもキャッチング(特にセットプレー時)には怪しい点が見られブライトン戦でも危うく失点に繋がりそうなシーンがありましたが全体的にはプレミアでもナンバーワンと言える好成績を残しています。

 

両者の差は失点阻止だけではなく得点貢献にも表れており、マンチェスターダービーの2点目はヘンダーソンの飛距離とボールスピードの速いスローイングが無ければ生まれていませんでした。

 

 

デヘアの高額サラリーを負担するクラブが現れるとは思えない

 

マンチェスターイブニングニュースによればデヘアの週給は37万5000ポンド

これはユナイテッド最高給で契約は2023年6月まで残っています。

因みにプレミアリーグ全体でもレアル・マドリーから古巣トッテナムにレンタル中のガレス・ベイルの週給60万ポンドに次いで全体2位。

sportracによればGKの中では断トツに高額なサラリーを貰っていて2位のケパ・アリサバラガとは倍以上の差がついています。

 

ヘンダーソンは昨年8月に新契約を結び現在は週給12万5000ポンドの5年契約。

 

ユナイテッドには他にも半ば飼い殺しのような状態になっているセルヒオ・ロメロ、コーチ兼第3GKのリー・グラントも在籍していて全員合わせると週給60万ポンドを超えている状況なので数人の放出は避けられませんが、上記の通り非常に高いサラリーを貰っているデヘアの移籍が纏まる可能性は低いと見ています。

 

一線級GKが欲しいというクラブはまずミランのジャンルイジ・ドンナルンマに目をつけると考えられ、ユナイテッドでいえばヘンダーソンの方が移籍ゴシップに関しては名前が出ている状況。

デヘアに関してもパリ・サンジェルマンの名前が時々取り沙汰されてはいますがケイラ―・ナバスとの年齢差を考えるともう少し若いGKを狙うのでは。

 

喧嘩別れは避けるべし

 

実力とサラリー面での負担を考えると残念ながらデヘアを放出した方がいいという結論になってしまいますが、かといって本人の希望を完全に無視する形での別れは避けて欲しいです。

 

11‐12シーズン以来10季に渡ってクラブの守護神として失点を防ぎ続けたレジェンド(まだ30歳なので伝説感は薄いかもしれません)なので無碍に扱うとマンチェスター・ユナイテッドというクラブ自体の名誉が傷つく可能性も十分考えられますし何より1人のファンとして悲しいというのが正直な感想。

 

残念ながら今のユナイテッドはセルヒオ・ロメロの例のように戦力としては計算されていない選手を干すような悪例があるので、エド・ウッドワードを始めとするクラブ首脳陣には全くもって信用を置くことが出来ませんが、せめてデヘアだけでもクラブを去るその日が来るまで有効的な関係を保ったままでいて欲しい。

【FPL】第30節、ハリー・ケイン大暴れ(なおトッテナムは……)、選出メンバーは概ね結果を残す

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

大分期間が空いてしまったので正直どのようなスカッドを組んでいたのかも薄れかかっていましたが中断期間を経て再開したファンタジープレミアリーグ30節についてつらつらと書いていきます。

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メンバー構成&マッチアップ

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やらかしました😭

ラッシュフォードは出てこないだろうと踏んでいたのですが先発出場尚且つ同点ゴールで8ポイント。

そして後述するクリーンシートを期待してスカッド入りさせた新戦力もまさかの大誤算

 

 

クラブ👕

 

🥇マンチェスター・ユナイテッド:2人

マンチェスター・シティ:1人

レスター:1人

チェルシー:1人

ウエストハム:1人

トッテナム:1人

アストンヴィラ:1人

リーズ:1人

バーンリー:1人

WBA:1人

 

選手の入れ替えはクリステンセン🔁トーマス

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ランパード政権では不安定なパフォーマンスからスタメンを外される事も多く、ファンからも批判の声が多く聞こえたこのデンマーク代表CB。

トゥヘルが指揮官に就任してからは不動のレギュラーとしてフル出場を続けており、その間のチェルシーの失点数の異常な少なさを評価して獲得しました。

後はコスト的にお得だったというのもあります。

 

 

対戦カード

 

チェルシーvsWBA

 WBAが2vs5で大勝利😲👏

リーズvsシェフ・ユナイテッド

 2vs1でリーズ勝利😏

レスターvsマンチェスター・シティ

 0vs2でマンチェスター・シティ勝利😑

サウサンプトンvsバーンリー

 3vs2でサウサンプトン勝利😪

ニューカッスルvsトッテナム

 2vs2のドロー😛

アストンヴィラvsフラム

 3vs1でアストンヴィラ勝利👌

マンチェスター・ユナイテッドvsブライトン

 2vs1でマンチェスター・ユナイテッド勝利👍

ウルブスvsウエストハム

 2vs3でウエストハム勝利😁

 

全体的に波乱が多くスコアもよく動いたので楽しい週末でしたね。

 

 

 

マテウスペレイラチェルシーを粉砕

 

 

先日記事にもしましたが、WBAチェルシー相手に5得点を奪い快勝。

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

チアゴ・シウバが2枚目のイエローを貰い1人少なくなったことが一番影響を与えていたのですがその内1枚目のイエローはペレイラを止める為のファウルだったのでスコア的にもその要因としても彼の働きが秀逸でしたね。

 

そしてスカッドに選出しているサム・ジョンストンもこれまで通りシュートセーブを繰り返しボックス内からの枠内シュートを3本ブロック。

 

ヘッキンボトムダービー?はリーズが制す

 

クリス・ワイルダー前監督の辞任を受けU-23から昇格してきた現監督のポール・ヘッキンボトム。

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

リーズファンの哀愁を歌ったBielsa Rhapsodyに登場する"Heckingbottom had to go"の当事者である彼は途中就任となったリーズ時代には全くもって良いところがなく、僅か4ヶ月足らずで解任の憂き目に遭っていますが、同じヨークシャーの都市シェフィールドのクラブであるブレーズで再びトップチームのコーチになった彼の逆襲というのもこの試合の楽しみ方の1つでした。

 

試合内容としてはリーズがシュートを浴びせる展開が続き、その内訳は23:9とシェフィールド・ユナイテッドは中々チャンスに行きつかず一時はノーウッドのゴールで同点に追いつくも後半開始から4分でジャギエルカが不運な形でオウンゴールを記録してそのまま最終スコアとなりました。

 

スカッド入りのハフィーニャはジャック・ハリソンの先制点をアシストして6ポイントを獲得とこちらも良い働き

 

トッテナムの守備崩壊が深刻

 

 

ハリー・ケインは2ゴールを挙げ13ポイントを獲得したので個人的には大満足だったのですがそれは置いておいて不安になるのがトッテナムの守備。

 

特にダビンソン・サンチェスは2失点どちらにも関与し、軽率なプレーを何度も繰り返していたので今後起用されなくなっても不思議ではない散々なパフォーマンスでした。

 

攻撃に関して無策と批判されるスティーブ・ブルースのニューカッスルに対してxGA:3.30はかなり深刻な結果だと思います。

モウリーニョの解任は違約金の高さを考慮するとありそうもないですが仮に今季タイトルを取れずにCLやELの出場権さえも逃してしまうようであればケインはトランスファーリクエストを提出するかもしれません。

以前に比べて移籍願望?と疑われるような発言をすることが増えているのでもし彼が市場に出る事があれば幾らかかっても獲得するというチームがユナイテッドを含め幾つかあるのでは。 

 

途中出場トレゼゲ(別人)の2ゴールで逆転勝利。ヴィラの強さを感じる試合に

 

 

タイロン・ミングスのボーンヘッドから先制点を許したアストンヴィラ

60分という時間での致命的ミスは試合を左右してもおかしくないものだったのでしょうがこの日の彼らはここからが素晴らしかったです。

 

直後に投入されたトレゼゲが78分、81分に立て続けて得点を奪い一挙逆転に成功すると更に初選出のイングランド代表でも早速ゴールを挙げたオリー・ワトキンスがダメ押し点を奪い終わってみれば3vs1で勝利という結果に。

 

ミスをしたミングスもトレゼゲの1点目をアシストして汚名返上を果たすなどチーム全体の充実ぶりを感じさせる試合でした。

 

ワトキンスはこのブログでも共にチャンピオンシップから個人昇格してきたマティ・キャッシュと共にヴィラのキーマンとして取り上げましたが、あの時はこれほど早くスリーライオンズの一員になるとは思ってもみなかったのでなんだか感慨深い。

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

JLingzはまたもや支配的プレー

 

 

ウエストハム加入以来、眠れる獅子が目覚めたかの如く活躍を続けるジェシー・リンガード。

 

この試合でも快進撃は留まるところを知らず自陣から1人ロングカウンターでウルブスコートを縦断すると最後は左足のコントロールショットで先制点を自ら挙げます。

 

2点目もクレスウェルのロングフィードで左サイドを抜け出した彼のプレーが起点となり、最後のターン(名称が分からない)はFIFAシリーズでスキルムーブ星4以上の選手が出来るあの厄介なフェイントにそっくりでした。

 

そして3点目のアシストは1点目同様カウンターからのドリブルでこちらに関してはボーウェンのシュートが上手かった。

 

この活躍を見るとユナイテッドに戻ってきて欲しいという想いが一層強くなるのですがスペースの少ない展開になりがちなユナイテッドの試合、戦い方だとあまり良さを発揮できない事も恐らく事実なので本人は移籍を望むかもしれない。

契約は残り1年ですがここまで爆発な活躍を続けている選手にはそれ相応の値札がつく筈なので仮にお別れする事になってもクラブに対して最大級の貢献を残してくれそうです(お願いだから移籍しないで……)

 

 

振り返り

 

今節も平均ポイントを上回る事に成功し、更にマンチェスター・ユナイテッドもブライトンに終盤の決勝点で勝利したので大満足の週末でした。

やはり所属クラブをばらけさせた方がスコアは良くなる。

 

≪ユナイテッドvsブライトンについて≫

irohasesun-fm-foot.hatenablog.com

 

 

報告

Transferが2回残っていたので次節は一気に2人入れ替えます。

 

リンガード、君に決めた!!

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【試合レビュー】グリーンウッド大仕事!!終盤の勝ち越し弾で序盤に先制された苦しい試合を制し3位以下との勝ち点差を広げる

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

今回はプレミアリーグ第30節、マンチェスター・ユナイテッドvsブライトン・ホーヴ・アルビオン戦についての記事となります。

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試合プレビュー

 

土曜日の記事ではリンデロフが欠場する見込みだと書きましたが、実際には彼ではなくユナイテッドが誇るスペランカーエリック・バイリーが今回のスカッドから外れる事になりました。

 

怪我の情報は入っていなかったので驚いたのですが、どうやら新型コロナウイルス陽性が判明してチームから離脱したようです。

 

そして膝を負傷したアンソニー・マルシャルの状態は当初の予想よりも悪く、どうやら今シーズン中の復帰は厳しくなるという見方が強い事をスールシャール監督が明かしています。

 

 

ブライトンは前回のユナイテッド戦でゴールを決めたタリク・ランプティ、ソリー・マーチの右サイド2人が怪我で今シーズン中の復帰は厳しい状況。

更にCBのレギュラーアダム・ウェブスターも離脱中。

 

ただ、代表戦に招集されたメンバーは全員健康な状態でチームに復帰し、W杯欧州予選グループE ベルギーvsベラルーシ戦で2ゴールを決めたレアンドロ・トロサールには注意を払う必要があります。

要警戒は彼に加えて中盤のパスカルグロス、FWのニール・モペイ。

 

 

スタメン

 

マンチェスター・ユナイテッド

 

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ベンチ入り

1デヘア、13グラント、19アマド、21ダニエル・ジェームズ、31マティッチ、33B.ウィリアムズ、34ファン・デ・ベーク、38トゥアンゼベ、39マクトミネイ

 

GKのスタメン争いに勝利したのはヘンダーソン

この試合でどちらが起用されるのかというのはメディアやファンも注目していましたがデヘア離脱中の6試合で4度のクリーンシート達成も評価されての選出でしょうか。

 

アタッカー陣に目を向けると負傷が伝えられていたラッシュフォードとグリーンウッドはスタメン入り。

 

マルシャルの離脱によってFWは頭数が心許ない状況なので代表戦期間中にトレーニングでフィットネスを取り戻したであろうエディンソン・カバーニの活躍が望まれます。 

クラブとの契約延長に漕ぎつける為にもこの試合ではゴールという目に見える結果をチームにもたらして欲しい。

 

 

ブライトン

 

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ベンチ入り

6カルボニック、10マック・アリスター、16ジャハンバフシュ、17アルザテ、19イスキエルド、23J.スティール、24プレパー、25モイセス・カイセド、29ゼキリ

 

シーガルズ3‐4‐1‐2を採用し中央を固めてきました。

完全に守備に重きを置くならば右のウイングバックグロスではなくフェルトマンを配置してくると思うのである程度バランスを保ったラインナップだと見ています。

 

古巣対決のダニー・ウェルベックアーセナル在籍時にもユナイテッド戦で得点を挙げているので注意を払いたいですね。

 

 

試合内容

 

序盤からユナイテッドがブライトン陣内でプレーする時間が多く、左サイドの攻防は完全に赤い悪魔が制していました。

4分にはブルーノがこの試合の初シュートを記録。

 

8分にはブルーノの左サイドからのクロスが弾かれた先に待ち構えていたグリーンウッドが右足ボレーでポスト直撃の鋭いシュートを放ちブライトンには緊張感が走ります。

怪我を理由にU-21代表から離脱していた彼ですが、動きを見る限りではコンディションは良さそう。

 

 

空中戦対応、マークの受け渡し、課題は明白だった失点

 

問題の場面は13分。

ブライトン右サイドからの攻撃、パスカルグロスがサイドに陣取るモペイにパスを送ると彼はダイレクトで中のウェルベック目掛けてクロス。

 

ボールには斜め回転が掛かり上から落ちてくる軌道でDFには対処しにくいボールだったとは思いますがボックス内中央で陣取るリンデロフはボールに触れる事が出来ずウェルベックをマークしているワン=ビサカもあっさりマークを外されて失点。

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ヘンダーソンが素晴らしい反応を見せ、一度は右足にボールを当てたのですが跳ね返りが運悪くウェルベックの正面という事でGKには何の責任もないゴールでした。

 

この両者は地上戦には抜群の対応を見せるのですが高さが追加され3Dになると途端に致命的なプレーをしてしまうのでこの弱点は一刻も早く改善しなければいけません。

 

 

先制点を獲得したブライトンは攻勢は強め19分にはFKからルイス・ダンクがヘディングシュート。

今シーズン4ゴールを決めているこのCBの一撃はヘンダーソンが右手一本で弾きだしましたがやはりマンチェスター・ユナイテッドのセットプレー対応の脆さは他のチームに知れ渡ってしまっていると強く感じた瞬間でした。

 

次のユナイテッドのチャンスは38分、ラッシュフォードとショーの連係プレーから左サイドを攻略すると最後はブルーノのラストパスでポグバにペナルティライン上からフリーのシュートチャンスが生まれますがインサイドで合わせたキックはゴールからはかけ離れた方向へ。

 

前半終了前の45分にはグリンウッドのパスミスから中央を突破され危うく失点という危機もありましたがマグワイアが決死のスライディングでこれを阻止。

 

続くATにもコーナーから15番ヤクブ・モデルのシュートがゴール左に僅かに逸れるピンチを招くなど、前半は完全にブライトンペースで折り返し。

 

 

チームの顔役2人で美しい同点ゴール

 

後半に入るとブライトンの守備にも綻びが生じ始め、特に左サイドからの度重なる攻撃でユナイテッドがゴールマウスに近づいて行きます。

蓋を切ったのは52分のラッシュフォードのミドルシュート

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60分にはポグバがDF裏を狙うブルーノにジャストタイミングでパスを送り、ブルーノのシュートは先日スペイン代表にも選出された私イチオシのGKロベルト・サンチェスの見事な飛び出しで防がれますが確実に同点弾の機運は高まっていました。

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そして62分。

左CBフェルトマンの前方へのロブパスをマグワイアがヘディングで大きく前に跳ね返しカバーニがこれをワンタッチでブルーノへパス。

カウンターを始動するとブルーノは出来る限りDFを引き付けて外からボールを貰いに走り込むラッシュフォードにこれ以上はないという最高のラストパスで後を託します。

 

簡単なシュートを外して批判される事もあるラッシュフォードですがやや角度のない難しい決定機ではその実力を遺憾なく発揮し流れるような美しいカウンター攻撃に花を添える同点ゴールを決めています。

 正にラブリーフィニッシュ😍

 

 ブルーノのパス後にフェルトマンの危険なレイトタックルがあったのですがこれに対して何も処分が無かった事だけが心残り。

 

 

同点に追いついてからはユナイテッドペースで65分にはワン=ビサカのグラウンダーからグリーンウッドの決定機、69分にはフレッジのミドルがディフレクションしてゴールを襲うなどあと一息というチャンスが続きます。

 

対するブライトンも70分にカウンターで最後はウェルベックがボールに触れれば得点というビッグチャンスを作り意地を見せます。

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このプレーに際してマグワイアのファウルがあったのではという声も多くありますが確かに運に恵まれた一面はあったかもしれませんね。

 

 

終盤の勝ち越しゴールで得点以外はキレの良さを見せていたグリーンウッドが遂に

 

72分にユナイテッドはラッシュフォードに変えてダニエル・ジェームズを投入。

スペースが生まれやすい後半終盤からの彼はジョーカー役になり得るのでこれは良い交代策でした。

 

76分にはブルーノ特有のアウト気味にかかったGK手前でワンバウンドするミドルシュートをロベルト・サンチェスが前方へ弾くとこれに反応したジェームズがグリーンウッドへパス。

しかしグリーンウッドはシュートモーションに入る途中で転倒してしまい、ボールは無人ゴールマウスの上に消えて行きました……

 

 

そんな若き11番ですが試合終盤に報われる事に。

83分、左サイドでボールを持つショーが前方のスペースへスルーパス

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タイミングよく後ろから飛び出したブルーノがボックス内に侵入すると一呼吸タメを作ってポグバにふんわりとした優しいパスを送ります。

 

ポグバはシュートを撃ってミートし切れなかったのかそれとも意図して味方へ折り返したのか地面に叩きつけるボールがボックス内中央へ蹴りだされるとこれにダイビングヘッドで反応したグリーンウッドが勝ち越し弾!!

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レスター戦でもゴールを挙げていたグリーンウッドはこれで今シーズン初めての2試合連続得点となり今季通算ではこれが6点目。

昨シーズンの新型コロナウイルスによる中断明け以後のゴールラッシュからすれば寂しい数字ではありますがこれを機に復調して公式戦ゴール数を二桁に乗せて欲しい。

 

これ以後はブライトンが圧を強めて同点ゴールを狙いに来ましたがギリギリのところでユナイテッドが押し返して試合終了。

 

試合はホームのマンチェスター・ユナイテッドがブライトンに2vs1で勝利しています。

 

動画ハイライト

 

 

ゴール⚽

13分:ダニー・ウェルベック(👟ニール・モペイ)

62分:マーカス・ラッシュフォード(👟ブルーノ・フェルナンデス)

83分:メイソン・グリーンウッド(👟ポール・ポグバ)

 

交代選手

マンチェスター・ユナイテッド

72分 in:ダニエル・ジェームズ out:ラッシュフォード

82分 in:ファン・デ・ベーク out:カバーニ

84分 in:マクトミネイ out:ポグバ

 

ブライトン

63分 in:マック・アリスター out:トロサール

87分 in:ジャハンバフシュ、ゼキリ out:J.モデル、ララーナ

 

 

データ

 

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終わってみればシュート数は3倍スコア、他のスタッツもユナイテッドが軒並み優勢という結果になりましたがこの試合は分かりやすく前半がブライトンペース、後半がユナイテッドペースの展開だったので見ていてこのデータほど圧倒している感覚はありませんでした。

 

因みにブライトンのシュートは全て前半に放たれたもので、逆に赤い悪魔が最初の45分で撃ったシュートは3本のみ。

よく言えば後半になって上手く試合を持ち直した、キツイ言い方をするとエンジンがかかるまでに時間がかかり過ぎているといった試合。

ビッグチャンスの数はユナイテッド4つ、ブライトン3つ。

 

 

xデータ

 

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(参照:Manchester United 2 - 1 Brighton (April 04 2021) | EPL | 2020/2021 | xG | Understat.com)

 

xGではユナイテッドが0.3程リードという結果。

概ねスコア通りの内容なので特にこれといった感想は無いのですがラッシュフォード、ブルーノという今季の要を抑えてxG1.01を記録したメイソン・グリーンウッドには今後の約10試合期待して見ていきたいですね。

 

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彼は前節のウエストハム戦でもチーム最多となる5本のシュートを記録しており、肝心のシュート精度については昨季後半と比べてやや落ちていますがそこに至るまでの動きは向上の跡が見られ、マルシャルの抜けたセンターFWにそのまま定着しても不思議ではありません。

 

エディンソン・カバーニの得点ペースが低下し、パスに関しても周りのプレイヤーとあまり息があっていない現状を鑑みると彼を真ん中に配置するのがベター。

サイドアタッカーに関してはダニエル・ジェームズやアマドなど他の選手でも代用が効くように思えるので。

 

そのジェームズですが代表戦での好調をこの試合でもキープしており、76分のグリーンウッドへのパスは彼の献身さと素早さが生み出したチャンスだったので今のチームには欠かせない存在になりつつあります。

更に後半ATにはブライトンGKロベルト・サンチェスに猛プレスをかけてカウンターを未然に防ぐといった場面もあり、攻守のバランスを見ても彼のようなチームプレイヤーを1人は配置しておきたいですね。

 

 

あとがき

 

この週末は各地で波乱が続く展開でしたがマンチェスター・ユナイテッドは何とか勝利を手にし、プレミアリーグ残り8試合で3位レスターとは勝ち点4、4位チェルシーとは勝ち点9差をつける事に成功したので4位以上はおおよそ確定的と言える状況になりました。(残り試合数<勝ち点差)

 

実質替えがいない状況のマグワイア、ワン=ビサカの疲労に関しては気になるところもありますが、後者に関しては幸か不幸か代表に選出されていなかった事で2週間試合間隔が空いているのである程度ケアは出来ていると思います。

 

次の試合はミッドウィークのヨーロッパリーグベスト8 vsグラナダ戦。

ベスト32のレアル・ソシエダに続きスペイン勢とは2度目の対決になりましたがチームスタイル的にはグラナダは比較的与しやすい相手だと思うので完勝を求めたい。

 

 

後方ポツンと1人のDeNA、遂に今季初勝利で逆襲開始

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

開幕から8試合未勝利という不名誉な記録を積み重ねてきた横浜DeNAベイスターズが遂に今シーズン初勝利を手にしました。

 

 

はじめに

 

中々勝てないチームに対してある種の判官贔屓を抱くことはよくある事ですが、私自身も例に漏れず今季未勝利のDeNAに対して少し応援したくなるような気持ちを抱いています。

 

プロ野球自体はそれなりに興味を持っているのですが特段贔屓球団が無かったので正直不思議な気持ち。

 

今シーズンが始まる前の時点では昨年のドラフト会議で中央大学からドラフト2位で指名された牧秀悟選手を個人推しで行くつもりで現在もその根幹自体は変わっていないのですが、今一度DeNAベイスターズというチーム全体を見渡してみると面白い打者が多く在籍しているので個人的にセ・リーグでは一番印象のいい球団に。

 

 

苦しいスタートになった三浦新監督ですがまだまだ巻き返せるはず

 

DeNA一番のニュースと言えば”番長”三浦大輔新監督だと思いますが今シーズンのペナントでは開幕から8試合未勝利という悪い意味での新記録を樹立する波乱の幕開けとなり、肝機能障害や先発投手陣の中で孤軍奮闘を続けた現役時代さながら逆境に置かれる立場からのスタートになりました。

 

ただ、143試合(予定)というロングランの中でたった9試合を終えたに過ぎず、幸か不幸か開幕、つまり±0からの連敗だったのでこれだけ負け続けても借金は5つ。

1カードずつ借金を返していけば交流戦前に貯金生活に復帰する事もまだまだ可能でどこかでスイープを挟めばあっという間にAクラスへの復帰も。

 

連敗中の試合内容を見ると貧打で負けた試合はそれほど見られず、どちらかと言えば投手陣の不調によって落としている試合が多いので今後に関しては思いつめなくても大丈夫なように見えます。

 

奪三振能力の高い投手陣なので失点は今後減少するのでは

 

そして投手陣のスタッツを見ると奪三振率はこれだけ滅多打ちにされている状況でもリーグトップの数値でボールの威力自体は他球団の投手と比較しても劣ってはいないようなので今後巻き返していくのではないでしょうか。

さらにLOB%(残塁率)が現時点でリーグワーストの62.1%で、奪三振能力の高い投手はインフィールドに打球を飛ばされる可能性の低さから本来この数字が高くなる傾向にあるという過去の歴史からも復調すると見て問題なしでしょう。

 

 

ルーキー牧秀悟選手がとにかく打ちまくる

 

新人王は堅いかなとシーズン前から思っていましたがまさかここまでのロケットスタートを切るとは思っていなかったです。

 

9試合終了時点の成績は

  • 打率:4割5厘(リーグ3位タイ)
  • 出塁率:4割5分(リーグ4位)
  • 長打率:6割4分9厘(リーグ4位)

いずれもトップ5に入る好成績でopsやwOBAといった打者指標でもヤクルトの村上宗隆選手に次ぐリーグ2位の数値の残しているのでルーキーながらチームの主軸として見事な活躍を続けています。

 

打順も3番にピッタリハマり、後ろに昨年の首位打者佐野恵大選手、2017首位打者宮﨑敏郎選手が控えている事もプラスに作用してこの大爆発なのだろうと思われますが外国人打者不在で打力低下に悩まされる事間違いなしという前評判だったDeNA打線にいい意味でのサプライズを提供。

 

流石に今のペースで打ち続ける事は困難ですがコンタクト率や選球能力の高さを見るにシーズンを通してops.800越えを十分に狙える選手。

順位争いの2チームが敗戦。マンチェスター・ユナイテッドはライバルを突き放す絶好のチャンス

どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

マンチェスター・ユナイテッドのリーグ戦再開は明日4月5日の早朝3:30からキックオフですが、順位争いの相手レスター、チェルシーは共に昨日に試合があったので今回はこの2クラブについて振り返りつつブライトン戦に向けた展望を見ていこうと思います。

 

 

 

チアゴ・シウバが前半で退場、チェルシーWBAにまさかの5失点大敗

 

3vs3の乱打戦となった前回の対戦では両チーム共に前の指揮官がチームを率いていたこのマッチアップ。

 

チェルシーフランク・ランパード⇒トーマス・トゥヘル

WBAはスラベン・ビリッチ⇒サム・アラダイス

 

監督交代後の戦績は対照的なものになっており、チェルシーは新体制になってから南野拓実以外に相手選手からゴールを許していない堅牢なディフェンスで無敗街道。

 

WBAは残留請負人ビッグ・サムを招聘して後半戦の巻き返しを図り冬の移籍市場でもプレミアリーグ20クラブの中で最も精力的に選手補強を行いましたが状況は中々好転せず現在19位。

 

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肝心の試合はというと27分にマルコス・アロンソのFKがポストに跳ね返ったところをプリシッチが押し込んでチェルシーが先制。

チェルシーが順当に勝利するかに思われましたが事件が起きたのは直後の29分。

 

この試合で序盤から目立っていたマテウスペレイラのドリブルからオカイ・ヨクシュルがシュート。

そしてこれをブロックしようとスライディングを敢行したチアゴ・シウバがヨクシュルにアフターでタックルするような形となりこの日2枚目のイエローカードを提示されて退場処分となりました。
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1人少なくなったチェルシーは 

 

1人少なくなったチェルシーにこの日のマテウスペレイラを止めるというのは困難なミッションで前半AT2分にまずはジョンストンのロングフィードから1点目

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AT4分には1トップのディアニェが身体を張って生み出したチャンスに再びペレイラが応えます。

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後半に入り63分には右サイドを完全に崩してファーロングのクロスに途中出場カラム・ロビンソンが難しいハーフボレーを難なく決めてWBA3点目。

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更にここからディアニェ、ロビンソンがスコアを重ねてチェルシーも1点奪い返しましたが試合は2vs5でWBAが圧勝という結果に終わっています。

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なお、この2点はいずれもペレイラのアシストがついたので彼のこの試合のスタッツは2ゴール2アシストと大漁旗を揚げてもいい大活躍でした。

 

 

一方のチェルシーとしては敗戦自体は事故のようなものだったので切り替えて次の試合に臨んで問題ないものだと思いますが不安になったのはティモ・ヴェルナーのパフォーマンス。

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先日取り上げたドイツvs北マケドニア戦でも決定機を外して批判を浴びていましたが、その影響もあるのかこの試合では自らが得点を奪える絶好の機会でパスを選択。

これがチェルシーの2点目に繋がっているのでチームプレーと言えば聞こえはいいのですがストライカーとしては自分でゴールを挙げて自信を取り戻したかったプレー。

 

チェルシーの過去の例だとフェルナンド・トーレスに近いのかなと。

彼もユナイテッド戦で無人のゴールへのシュートを外す等致命的なゴール欠乏症に陥った時期が何回かありましたが11‐12シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝、バルセロナ戦で決めたカウンターからの独走ゴールなど印象的なシーンも演出しており、ヴェルナーも出来れば今シーズンの間にそのような大仕事を果たして来季に備えたい。 

 

動画ハイライト

 

 

 

レスターはマン・シティに力負け

 

 

正直どちらの勝利を望めばいいのか悩んだ試合でしたが同じ街のライバルチームマンチェスター・シティトラブルメーカーのバンジャミン・メンディのゴールで先制するとこの日が誕生日だったガブリエウ・ジェズスが追加点を奪い貫禄の勝利。

 

レスターと言えば代表戦に入る前の最後の試合FAカップ準々決勝でマンチェスター・ユナイテッドから3得点を奪い快勝を許してしまった相手ですがそのチーム相手にシュート僅か5本で抑えたシティの守備力は敵ながら賞賛せざるを得ません。

 

(ルベン・ディアス、初年度からDFリーダーに君臨していて波も非常に少ないのは嫉妬してしまう。何ならユナイテッドのターゲットにもなっていた選手だったので本当に悔しい……)

 

≪ユナイテッドvsレスターのFA杯準々決勝はこちら≫

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ブライトン戦に臨むユナイテッドについて

 

3位、4位が共に敗れここで勝利すれば来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権確保に大きく前進するマンチェスター・ユナイテッド

 

このマッチアップは今シーズン2回あり、どちらもユナイテッドが勝利していますがリーグ戦では明らかにブライトンが試合を優勢に進めていたのでどちらかと言えば私は不安視している組み合わせ。

 

 

マンチェスター・ユナイテッドは代表戦で負傷した3名のストライカーうちラッシュフォードとグリーンウッドに関してはこの試合に間に合う可能性があるとスールシャール監督が明かしています。

カザフスタン戦で膝を痛めたマルシャルはおそらく欠場。

 

そしてスウェーデン代表から一足先に離脱していたヴィクトル・リンデロフに関してもトレーニングに参加していなかったのでどうやらCBはマグワイア‐バイリーになりそうな予感。

 

≪代表戦に選出された選手たちの結果はこちら≫

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一方のシーガルズ(ブライトンの愛称)は中断前のプレミアリーグ2試合を連勝中とやや昇り調子のチーム状況。

指標と現実の乖離が一向に収まらないシーズンで未だに降格圏のチームとは勝ち点6差と油断はできないままですがこの試合に勝利すればおそらく残留決定といってもいいと思います。

ただ、彼らの今後の対戦カードを見るとこのユナイテッド戦を乗り越えてもエバートンチェルシーウエストハム、マン・シティ、アーセナルと難敵との試合ばかりなのでファン目線では苦しい時期が続きそう。

 

〈ブライトンについての過去の記事〉

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【ウマ娘】個人的育成難易度ランキング(低レア)

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どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

 

 

 

はじめに

 

2週間程前、ブームになった理由を推察する為に始めた『ウマ娘 プリティーダービー

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今ではすっかりこのゲームの虜になってしまい(代表戦期間でマンチェスター・ユナイテッドの試合が無かったこともこれに拍車をかけました)、一日1時間程度はこの大流行アプリに時間を費やしている訳ですがつい先日、ようやく初期レアリティ星1、星2のキャラクターを全員迎える事が出来て尚且つ皆グッドエンディングまで持っていく事に成功したので今回は育成難度をランキング化してみようと思います。

 

選出ルール

 

短距離、マイル、中距離、長距離、ダートからそれぞれ1人ずつ選出。

ダートはハルウララのみなので代わりに”難しい”に長距離目標を1人追加。

 

 

簡単なキャラクター

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短距離はお馴染みサクラバクシンオー

「バクシン!バクシン!バクシーン!!」というワードはウマ娘プレイヤーにはすっかり馴染み深いものになっていますがその名の通りスピード特化でシナリオクリアまで行けるのでゲームを始めたばかりの方はまず彼女で育成システムを理解していくのがオススメ。

初期設定では”先行”になっていますが逃げ適性もAなのでそちらに変更するのがベター

 

 

マイルからはウォッカを選出

私がURAシナリオ初クリアを達成したのはこのキャラクターの初回育成時。

差しor先行で育てる事になると思われますがどちらを選んでもエンディングまで持っていくのは難しくないように感じました。

理由としては後述する難キャラと違い距離の幅が殆ど1600~2000mに収まるのでスキルを活かしやすいという事が大きい。

一見すると不良少女のように見えますがその内側に秘める情熱も魅力。

 

 

中距離はアグネスタキオン

史実では鮮烈なデビューを飾り世代最強馬との呼び声が高かったものの、負傷で早期引退、繁殖馬になってもダイワスカーレットなど何頭ものG1、重賞馬を輩出して評価を上げるも11歳の若さで亡くなった悲運の名馬なのですが、ゲーム内では白衣を纏った実験好きの少女の姿で登場。

固有スキルがスタミナ回復なので初心者にありがち(私もそうでした)スタミナ不足のウマ娘になってもそれをフォローしてくれるのが利点。
 

 

長距離はゴルシことゴールドシップ

YoutubeではVtuberゴルシちゃんとして活動を続け、ウマ娘プロジェクトの象徴にもなっているこのキャラクターは現在実装済みのキャラクターでは唯一の追込適性。

固有スキルはレース序盤からロングスパートをかけるという中身で上手く発動すると最後方から全抜きで1着に輝くこともそう珍しくはありません。

大事なのはスタミナ&パワー!

この2つを高い水準に出来ればスピードはC⁺でもURAファイナル制覇まで持っていく事が可能。

 

 

史実では1勝もできず競技馬としてのキャリアを終え、負けても負けても次のレースに出走する様が人々の心をつかみ、知名度ではあのオグリキャップにも引けを取らないハルウララ

現時点でダート適性Aを持っているのは彼女ただ1人なのでウマ娘内では比較的簡単に勝てるキャラクターです。

彼女を育成する上で本当の意味で最終目標になるのはURAシナリオクリアではなく有馬記念1着になる(現時点でゲーム最難関)と思いますが既にこの偉業を達成しているトレーナーがちらほら出ているらしい。

 

 

難しいキャラクター

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キングへイローは短距離で差し適性、更にレース目標にマイルと中距離がいくつも設定されているので育成難易度がすこぶる高くトレーナー泣かせのキャラクター。

中でも厳しいのが4番目に設定されている日本ダービー5着以内の達成

時期としてはクラシック級(2年目)5月と比較的早い段階で2400mと長い距離のレースを戦わなければいけないので序盤からスタミナ育成に気を遣わなければいけません。

目安としてはこの時点までにスタミナ250程度は欲しいところ。

そしてその後の高松宮記念も1200mと今度は一気に短距離レースになって更に1着が要求される難所。

彼女を育成するに当たっては”継承”が極めて重要になるので手を出すのは慣れてからの方が良い。

 

 

ダイワスカーレットは育成チュートリアルの対象にもなっていてアプリ内では象徴的立ち位置を務めていますが、いざ本格的に育てるとなるとどのレースでも高い着順が求められ、それまでは中距離メインで戦うシナリオだったにも関わらず最終目標は長距離の有馬記念なのでそこに向けて適性やステータスを整える必要があって大分手こずりました。

途中で分岐シナリオがあり、予定通りオークスに出走するか日本ダービーに出てウォッカと直接対決かを選択する事が出来ますが正直どちらが効果的なのかは分からない。

ただ、私の場合はダービーよりもオークスの方が1着になりやすい気がするので前者を選ぶことが多いです。

 

 

メジロライアンは中距離適性のキャラクターにも関わらず初期状態では適性Bの長距離レースに4回出走させられるので後述のウイニングチケットと並んで思わぬところでゲームオーバーになる難敵。

サポートSSRスーパークリークが教えてくれる金得スキル”円弧のマエストロ”はほぼ必須状態で最後の有馬記念までに更に素のスタミナもA(800)か最低でも750には乗せておきたいところ。

余りにも勝てない期間が続いたので一時期ライアンカットがトラウマになりかける。

 

 

チケゾーことウイニングチケット

今年の3月で31歳を迎えながら未だ元気な姿をうらかわ優駿ビレッジAERUのTwitterから元気な姿を見れる長寿さん。

 

ゲーム内では差しウマ適性がAなのでそちらで育てていきたいところですが最初の内は安定しないので先行で出走させるのがオススメ。

こちらも円弧のマエストロが必須なのでスーパークリークの完凸持ちのトレーナーをゲーム内かSNSなどで見つけてフォローしておくと楽になります。

私はURA制覇まで7回も失敗を重ねてきましたがサポートを充実させることが出来ればもう少し少ない試行回数でクリアできると思う。

 

 

長距離2人目は甘やかしたい欲求を秘めているキャラクターとして設定されているスーパークリークを選出。

彼女の育成難易度を挙げている要因は大きく分けて2つ

  • 「小さなほころび」というマイナスコンディションを強制取得
  • サポートカードのスーパークリークが使用できないので円弧のマエストロを習得するには覚醒Lvを5まで上げる必要あり

1つ目は2番目の目標であるすみれステークスに出走した後に用意されているイベントで、その効果は練習失敗率の下限が5%になるという厄介な性質。

解消するのは次の菊花賞後でターン数にして15ターンもの間この状態が続くので同期間内はレースに出走し続けてファン数を稼ぐ期間と割り切った方が良いかもしれない。

夏の合宿は失敗しないようにシラオキ様にお祈り

 

2つ目も地味に痛い要素で覚醒Lv5に上げるには膨大なマニーとアイテムを要求されるのでゲームを始めたばかりの初心者にとっては全く現実味の無い話。

この難局を乗り越えた先に待っているシナリオは1部のユーザーには好みに深く刺さりそうな内容になっているので頑張りましょう。

 

【マンチェスター・ユナイテッド】3月の代表戦まとめ

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どうも皆さんこんにちは、いろ覇です。

今回は代表戦に選出されたマンチェスター・ユナイテッドのトップチームの選手達の動向をまとめてみました。

 

 

 

 

イングランド

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の5名がフル代表に招集されました。

 

ラッシュフォードは代表に合流する前から負傷を抱えており、予定されていた3試合の最初の1戦であるサンマリノ戦の翌日に代表を離れクラブに一足先に帰還しています。

(同じタイミングでアーセナルのブカヨ・サカも離脱)

 

ヘンダーソンは今回の代表戦では出場機会はなく主戦はバーンリーのニック・ポープが務める事に。

 

リンガードサンマリノ戦に先発出場。

自身が2度の決定機を外した事は心残りですが、その分3回味方の決定機を自らのプレーから作り出し1アシストを記録。

BTスポーツが選ぶこの試合のベストプレイヤーにも選出されました。

Embed from Getty Images  

 その後のアルバニア戦、ポーランド戦には終盤からの途中出場。

 

ルーク・ショーは3連戦の真ん中アルバニア戦に先発。

久々のスリーライオンズでの試合となったショーですがクラブでの活躍同様にこの試合でも左サイドからチャンスを演出し38分のハリー・ケインの先制ゴールは彼のクロスから生まれました。

イングランド代表の左サイドはチェルシーのベン・チルウェルが不動の座につき始めそうな流れでしたがこの試合の活躍によってレギュラー争奪戦が再び勃発しそう。

 

キャプテン ハリー・マグワイアは優勢が予想されていたサンマリノ戦では温存されてその後のアルバニアポーランドとの2試合にフル出場。

いずれの試合でも安定感のあるプレーを続け、ポーランド戦ではCKのチャンスでCBのペアを組むジョン・ストーンズのお膳立てからゴールも奪っています。

1vs1の同点だった試合終盤での勝ち越しゴールは彼が代表でも欠かす事の出来ない核であることを再確認させるには十分すぎる働きでした。

 

更にプレーだけではなく、一度同点に追いつかれる直接的なキッカケを作ってしまったストーンズのミスもフォローする発言を残し、怪我を押して代表に参加したラッシュフォードが代表チームに与えた勇気を賞賛するなどキャプテンシーも発揮。

彼の両肩にはマンチェスター・ユナイテッドだけではなくイングランドフットボールそのものが乗っかっていると言っても過言ではないかもしれません。

 

 

U-21ではメイソン・グリーンウッドが招集されていましたが負傷によりキャンプの段階でチームから離れ、代役にはノリッジのトッド・キャントウェルが呼ばれています。

 

 

フランス

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の2名がフル代表に選出。

 

ポグバウクライナ戦、カザフスタン戦、ボスニアヘルツェゴビナ戦の3試合全てに出場しました。

それほど印象に残るプレーはありませんでしたが怪我無くこの代表戦ウィークを乗り切ってくれただけでも良かった(負傷多発のFW陣を尻目に見ながら)

 

マルシャルは初戦のウクライナに途中出場ののち2戦目のカザフ戦ではスターティングメンバーに入って19分のウスマン・デンベレの先制点をアシスト。

 ターンからドリブルに至る一連の身体の動かし方は好調時のそれを思い起こさせるものでこれが良いキッカケになればと期待していたのですが、残念ながらこの試合で負傷してしまい59分にエンバペと交代。

 

負傷部位は膝と見られ週末のブライトン戦、そして来週のミッドウィークに開催されるヨーロッパリーググラナダ戦も欠場する可能性が指摘されています。

 

 

ポルトガル

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フル代表に選出されたのはブルーノ・フェルナンデス

U-21代表にはディオゴ・ダロト(ACミランにレンタル中)

 

ブルーノは初戦となったアゼルバイジャン戦は後半からピッチへ立ちました。

Embed from Getty Images  

代表戦ではクラブのような支配的プレーを見せる機会があまり多くない彼ですがこの試合では相手のオウンゴールのみで自らゴールをこじ開ける事が出来ないポルトガルの中で良いアクセントになっていたと思います

45分間でシュート5回、キーパス2回というスタッツはそれを裏付けする結果。

 

2点を先行しながらカウンター連発で同点に追いつかれたセルビア戦ではあまり良いところがなく、52分に提示されたイエローカードによる累積で3戦目のルクセンブルク戦は欠場。

代表チームにとっては痛手だったかもしれませんがユナイテッドの立場から見ると丁度いいタイミングで休息を入れることが出来たので正直ありがたかったです。

 

 

ダロトはU-21クロアチア戦、同イングランド戦、同スイス戦の3試合全てにフル出場。

サイドバックでのプレーになりましたが3戦共に良クオリティー

そして3試合全てでGKからDFにかけて4人のディオゴが先発出場した事でも話題を呼んでいます。

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(sofascoreより)

 

 

コートジボワール

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  • エリック・バイリー
  • アマド・ディアロ

 の2名が代表戦に招集。

 

バイリーは27日のナイジェリア戦にフル出場。

 

アマドは出場なし。

 

(情報量が少なくて申し訳ありません🙄)

 

 

ヴィクトル・リンデロフ(スウェーデン)

 

アイスマン(リンデロフの愛称)はワールドカップ欧州予選ジョージア戦、コソボ戦に先発フル出場。

 

コソボ戦ではクリア9回という特筆すべきスタッツをマークしてチームの2試合連続完封勝利を大きく引き寄せる活躍。

 

 

スコット・マクトミネイ(スコットランド)

 

我らがマクソーススコットランド代表でもキーマンの1人でオーストリアイスラエルフェロー諸島との3試合全てでフルタイム出場。

 

代表では3CBの右側を務める事も多いマクトミネイ。

今回の3連戦では中盤起用2試合、DF一試合と任されるタスクが変わる事もあって大変だったと思いますがそれを感じさせないのが彼のプロフェッショナル。

 

今後年齢を重ねるにつれてボックストゥボックスでのプレーが厳しくなってもバックラインで起用出来るというのは選手寿命を考える上では大きな利点です。

ロイ・キーンのような闘将として長年ユナイテッドを支えるワンクラブマンになってくれると期待せざるを得ない。

 

 

ダニエル・ジェームズ(ウェールズ)

 

ウェールズ代表のダニエル・ジェームズはワールドカップ欧州予選ベルギー戦、チェコ戦の2試合に出場。

 

チェコ戦ではその試合唯一の得点となった81分のヘディングシュートでチームの勝利に大きく貢献しました。

 

また、トップチームの選手ではありませんが現在クロアチアのNKイストラにレンタル中のディラン・レヴィットも親善試合のメキシコ戦で試合に出場。

 

 

ダビド・デヘア(スペイン)

 

スペイン代表の主戦GKは現在アスレティック・ビルバオのウナイ・シモンが務めている為デヘアは出場機会がありませんでした。

 

クラブでもヘンダーソンの台頭によって立場が揺らいでいる状況なので代表正GKに返り咲くには奮起が必要か。

 

 

ドニー・ファン・デ・ベーク(オランダ)

 

クラブでは中々本領を発揮出来ずに最初のシーズンを終えようとしているファン・デ・ベーク。

 

試合勘の無さが心配され、今回の代表戦でも出場2試合はいずれも後半途中からの投入でしたがオランイェが7ゴールを奪い圧勝したジブラルタル戦では85分に6点目となるゴールを挙げて存在をアピール。

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丁度この代表戦期間でユナイテッドのFW陣はクラブに残っていたエディンソン・カバーニ以外皆負傷してしまったのでブライトン戦では思い切って彼のワントップ起用もアリだと思っています。

スタイル的には身体を張ったプレーというよりは裏抜け特化になると考えられますがブライトンの左サイドはスペースが空きがちなのでそこを重点的に突いても面白くなるのではないでしょうか。

 

 

あとがき

 

負傷者が3名出てしまい〈やっぱり代表選出って罰ゲーム〉と思わずにはいられない結果となってしまいましたが出場した選手達は概ね活躍出来たのでそれは良かった。